玉城ティナ × 白石晃士監督 都市伝説から始まる報復代行『地獄少女』実写映画化決定!

オリジナルテレビアニメとして2005年より放映されて以降、コミカライズ(「なかよし」で連載)をはじめ、テレビドラマ、ライトノベルなど幅広く展開されてきた「地獄少女」シリーズが玉城ティナ主演で実写映画化されることが決定し、『地獄少女』として、2019年秋に公開されることが発表された。

メガホンをとるのは、『不能犯』のヒットも記憶に新しい、『ノロイ』、『貞子 vs 伽椰子』などホラーの手法を更新させ続けている白石晃士監督。現世と地獄の間をつなぐ主人公・閻魔(えんま)あいを、ツイッターのフォロワー数は100万人を超えるティーンのカリスマにして、『貞子 vs 伽椰子』、『私に××しなさい』など演技の世界でも高い評価を受けている玉城ティナが演じる。

このほか、閻魔あいの使い魔“三藁”として、骨女役にはNHK連続テレビ小説「まんぷく」の出演も決定している橋本マナミ、一目連役にはオーディションで抜擢された期待の新星・楽駆(らいく)、輪入道役には舞踏家であり演出家、そして俳優としても幅広く活躍する麿赤兒。また、女子高生・市川美保役には、新人ながら岩井俊二監督をはじめ、名だたる監督作の出演が続く森七菜。美保の親友役・南條遥役には、モデルであり女優の仁村紗和。インディーズアイドル・御厨早苗役には、AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙第8位の大場美奈(SKE48)。地獄少女を追うライター工藤役には、名バイプレイヤーの波岡一喜。そして、美保と遥の関係を狂わせるバンドのボーカル・魔鬼役を、「仮面ライダーアマゾンズ」主演の藤田富が演じる。

キャスト&スタッフ コメント

■玉城ティナ(閻魔あい役)
今回、閻魔あい役を演じます玉城ティナです。白石監督とはご一緒させてもらうのが2回目なのですが、1作目は怯えてばっかりだったので(笑)、地獄少女ではより、演技指導していただく際に白石節が炸裂するんじゃないかなあと今から楽しみにしています。原作はわたしの世代では知らない人がいないくらい有名なので、最初お話を頂いた時は、え?!映画化するの?すごい!どうなるの?といった驚きの方が強かったのですが、これから監督の頭の中にある『地獄少女』を深く共有して、いい作品にできるように頑張ります。地獄から来た感が出せるようにトレーニングして挑みます、、、(笑)。

■白石晃士監督
傑作になる可能性を強く感じながら、クランクイン直前の慌ただしい時を過ごしています。原作の持つエネルギーに負けず、生まれようとしている映画が健やかに暴れまくって世に放たれるように、しっかりと産婆の役目を果たしたいと思います。素晴らしいスタッフとキャストに恵まれたおかげで、様々な要素をギュウギュウに詰め込んだ撮影を何とか乗り越えられそうです。ホラーの要素もありますが、美しさと悲しさと凶暴さが同居する『青春映画』、いわば私なりのキラキラ映画です。どうぞお楽しみに。

『地獄少女』
2019年秋、全国ロードショー
監督・脚本:白石晃士
原案:わたなべひろし
原作:地獄少女プロジェクト
出演:玉城ティナ 橋本マナミ 楽駆 麿赤児 森七菜 仁村紗和 大場美奈 波岡一喜 藤田富
配給:ギャガ

【ストーリー】 「ねえ、知ってる?夜中0時にだけ開くサイトで依頼すると、地獄少女が現れて、恨みを晴らしてくれるんだって―」都市伝説の話題に沸く女子高生、そのグループになじめず、浮かない表情を浮かべるのは、市川美保。大好きなアーティスト、魔鬼のライブで知り合った南條遥に魅了された美保は、遥とともに魔鬼ライブのコーラスのオーディションを受けることに。受かったのは遥。やがて少しずつ様子がおかしくなっていく遥を心配した美保は、魔鬼が、遥をライブで行う<儀式>の生贄にしようとしていることを知り、噂のサイトにアクセスする―。

©地獄少女プロジェクト/2019 映画『地獄少女』製作委員会