ルカ・グァダニーノ監督最新作『サスペリア』(原題)音楽担当のトム・ヨークによる最新アルバムが10月発売&表題曲「Suspirium」公開

第75回ベネチア国際映画祭にて公式上映が行われ話題となった、『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督最新作『サスペリア』(原題)が、2019年1月より公開となる。このほど、本作の音楽を全て手がけているレディオ・ヘッドのトム・ヨークによる最新アルバム「Suspiria(Music for the Luca Guadagnino Film)」が、10月26日に世界同時リリースされることが発表された。併せて、本アルバムより、1stシングル「Suspirium」がお披露目となった。

トム・ヨークが書き下ろした25もの楽曲を収録した本アルバムには、インストゥルメンタル曲のみならず、「Unmade」、「Has Ended」、そして今回1stシングルとして公開された「Suspirium」といったトム・ヨークのヴォーカルがフィーチャーされた楽曲も収録。ピアノ/ヴォーカルのバラードは“1977年のベルリン”という映画の設定にインスピレーションを受けて制作された。トム・ヨークが作曲とアレンジを担当し、レコーディングとプロデュースは、トム・ヨークとサム・ペッツ・デイビーズが行った。さらに、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラと聖歌隊がフィーチャーされているほか、トムの息子ノア・ヨークが「Has Ended」と「Volk」でドラムを、パーシャ・マンスロブが「Suspirium」でソロフルートを演奏している。

現在開催中のベネチア国際映画祭では、ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、クロエ・グレース・モレッツら豪華女優陣と共にトム・ヨーク、そしてルカ・グァダニーノ監督がレッドカーペットに揃って登場。本作の世界を彷彿とさせるエレガントなスーツやドレスで、各々の個性を爆発させたひときわ華やかな公式上映となった。上映時には、観客総立ちで約8分間という圧巻のスタンディングオベーション。しかし予想を超える衝撃的な内容ゆえ、ブーイングも聞こえるなど様々な反響が見られた。

日本では『君の名前で僕を呼んで』で映画ファンを虜にしたグァダニーノ監督は、1977年公開のオリジナル版『サスペリア』の大ファンでもあり、「14歳で初めて『サスペリア』を観たときから大ファン。自分ならではの解釈で映画化したかった」と、長らく本作への思いを抱いていた事を話していた。

■「Suspiria(Music for the Luca Guadagnino Film)」 商品情報
発売日:10月26日(金)
アーティスト:トム・ヨーク
価格:
国内盤2枚組CD ¥2,750 ※解説書・歌詞対訳封入
国内盤2枚組CD+Tシャツ ¥6,250 ※数量限定
レーベル:XL RECORDINGS/BEAT RECORDS
詳細:beatink.com http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=9843

『サスペリア』(原題)
2019年1月、TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ダコタ・ジョンソン クロエ・グレース・モレッツ ミア・ゴス ティルダ・スウィントン
配給:ギャガ

Credit: Greg Williams