柄本佑、石橋静河、染谷将太「遊び疲れたような気持ちの良い時間」映画『きみの鳥はうたえる』初日舞台挨拶レポート

函館の映画館シネマアイリスの開館20周年を記念して製作され、『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』の原作を手がけた佐藤泰志の同名小説を、柄本佑、石橋静河、染谷将太共演で映画化した『きみの鳥はうたえる』が9月1日より公開初日を迎え、同日に新宿武蔵野館で行われた舞台挨拶に、柄本佑、石橋静河、染谷将太、足立智充、山本亜依、柴田貴哉、三宅唱監督が登壇した。

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語り手である「僕」を演じた柄本は撮影について「結構疲れた。真剣に疲れました。とってもいい空気で、終わりたくないなと初日から思ってしまうぐらい豊かなた現場」だったという。佐知子役の石橋は「函館に着いた日から帰る日までの全部の時間が大事な時間。たくさん笑ったし、たくさん食べたし、たくさん飲んだし(笑)。遊び疲れたような気持ちの良い時間でした」と撮影当時を振り返った。

友人・静雄役の染谷は「楽しむって疲れるんだな」としみじみ。「佑さんが笑わせてくれるんですよ。たまらなく腹がよじれて(笑)」と話すと、柄本は「俺、壊れてたもんね(笑)」と笑顔で相槌をうった。今作が初出演となった山本は「大先輩の俳優さん女優さんばかりで、得るものが多かった。私にとって宝物の一週間となりました」と撮影を振り返りつつ、目をきらきらと輝かせていた。

最後の挨拶で柄本は「真剣に楽しんだり、真剣に遊ぶのは難しいことなんですが、そこに挑戦した。絶対に楽しんでもらえる映画」と作品に自信満々。「娘がお嫁に行く気持ち」だという石橋は「すごく寂しいですけど、たくさんの方が観てくれていることが本当に嬉しい。皆さんに面白かったと伝えて欲しい。友達に、家族に、知らない人にも言ってください」と懇願すると、柄本から「知らない人に言ったら、変な人だよ!」と突っ込まれて会場を笑いに包んでいた。

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『きみの鳥はうたえる』
9月1日(土)より新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかにて全国公開
8月25日(土)より函館シネマアイリスにて先行公開
監督・脚本:三宅唱
原作:佐藤泰志(『きみの鳥はうたえる』)
音楽:Hi’Spec
出演:柄本佑 石橋静河 染谷将太 足立智充 山本亜依 柴田貴哉 水間ロン OMSB Hi’Spec 渡辺真起子 萩原聖人
配給:コピアポア・フィルム 函館シネマアイリス

【ストーリー】 函館郊外の書店で働く「僕」と一緒に暮らす失業中の静雄、「僕」と同じ書店で働く佐知子が加わり、3人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑いあう。だが微妙なバランスのなかで成り立つ彼らの幸福な日々は、いつも終わりの予感と共にあった。

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