アニエス・ヴァルダ監督から日本の観客へ向けたメッセージ映像!ドキュメンタリー映画『顔たち、ところどころ』

名匠アニエス・ヴァルダとアーティストのJR(ジェイアール)が共同で監督を務めたドキュメンタリー映画『顔たち、ところどころ』が9月15日より公開となる。このほど、アニエス・ヴァルダ監督から寄せられた、日本の観客に向けてのメッセージ映像がお披露目となった。

「ヌーヴェルヴァーグの祖母」とも呼ばれる女性映画監督の先駆で、カンヌ、アカデミー両賞で名誉賞を受賞しているアニエス・ヴァルダと、大都市や紛争地帯といった様々な場所で、そこに住む人々の大きなポートレートを貼り出すアートプロジェクトで知られるアーティスト、JR。本作は、年の差54歳のふたりが、フランスの田舎街を旅しながら人々とふれあい作品を一緒に作り残していくロードムービー・スタイルのハートウォーミングなドキュメンタリー。第70回カンヌ国際映画祭ではルイユ・ドール(最優秀ドキュメンタリー賞)を受賞、本年度のアカデミー賞にもノミネートされ、世界中の映画祭を席巻した。

メッセージ映像では、惜しくも健康上の理由で来日が叶わなかったアニエス監督より、「日本のみなさま こんにちは」と挨拶から始まり、「映画を気に入って頂き、分かち合いの精神に身をゆだね、この愛すべき人々と出会って頂けますように」という監督の思いが語られている。

『顔たち、ところどころ』
9月15日(土)より、シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開
監督・脚本・ナレーション・出演:アニエス・ヴァルダ JR
音楽:マチュー・シェディッド(-M-)
配給:アップリンク

© Agnès Varda – JR – Ciné-Tamaris – Social Animals 2016.