同じ物語の同じ役を違う役者が演じたら?ドラマ「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」WOWOWにて11月放送決定!

名バイプレイヤーとして映画・ドラマなど第一線で活躍する遠藤憲一と、数々の映画・ドラマ・舞台の脚本を手がけてきた宮藤官九郎が、WOWOWオリジナルドラマで初主演と初脚本を飾る「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」が、11月12日よりWOWOWにて放送されることが決定した。併せて、本作の特報映像が披露された。

本作は、同じ物語の同じ役を、違う役者が演じたらどう変わるのか?という企画から誕生した、ワンシチュエーションコメディドラマ。物語の舞台は、刑事・諸井情(遠藤憲一)が連続殺人犯を追うサスペンスドラマの撮影現場。ドラマの撮影は滞りなく終わったと思いきや、トラブル発生で撮り直しに!?しかし、遠藤の共演者は既に現場にいない。そこで、たまたま現場の近くにいた名俳優たちに出演をオファーする。

監督を務めるのは、「笑う犬」シリーズや「リチャードホール」で宮藤と人気番組を手がけた伊藤征章。「ダウンタウンのごっつええ感じ」や「ワンナイR&R」など数々のテレビ番組を演出してきた伊藤が、テレビドラマに初挑戦する。遠藤と宮藤に“役作り”の真剣勝負を挑む各話の多彩な豪華ゲスト俳優は、近日発表される予定だ。

■遠藤憲一(主演) コメント
Q:この作品のオファーを受けた時の印象をお聞かせください。
どんなことになるのか想像もつかなかったのですが、宮藤くんに任せていれば絶対大丈夫だなと思ったので即決しました。

Q:最初に脚本を読んだ時の感想、そして撮影現場のエピソードを教えてください。
脚本を読んだ時は大笑いしました。撮影時には笑いをこらえるのに必死でした。ゲストの方たちは尊敬する俳優さんばかりで、実際撮影したらやっぱりすごく魅力的。皆さんものすごく真剣に演じていて、演技に対してピュアで、毎回本当に楽しかったです。

Q:視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
脚本・宮藤官九郎。ぶっ飛び加減が絶好調です。ゲストの皆さん・名優勢ぞろい。こちらもぶっ飛び具合が最高潮です。ただただ振り回されている俺。心の底から、勉強させていただきました。1話たりとも見逃さないで下さい!

■宮藤官九郎(脚本) コメント
同じセリフ、同じ演出、同じカット割りでも、演じる俳優が変わることで、全然違うものになるのだろうか。それがこの企画の発端でした。そこで重要になるのは受け役。味があって、懐が深くて、チャーミングで謙虚。遠藤憲一さんのお名前が挙がったと同時に『勉強させていただきます』というタイトルも決まりました。監督の伊藤さんとは『笑う犬』や『リチャードホール』のコント作家として猛勉強させて頂いて、もう今さら勉強することはないかなと思ってましたが、プレーンなTAKE1、アテ書きのTAKE2、設定と展開は変えず、2通りの台本を書く作業が、こんなに勉強になるとは。そしてゲストの顔ぶれ。ただただ豪華。豪華で謙虚。そして真面目。勉強させて頂きました!

「遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます」
11月12日(月)より、WOWOWプライムにて放送スタート
毎週月曜深夜0時(全7話) ※第1話無料放送
監督:伊藤征章
脚本:宮藤官九郎
音楽:白石めぐみ
出演:遠藤憲一