藤田玲、佐藤流司にクレーム「スルメ臭くして帰っていく」映画『ダブルドライブ ~狼の掟~』公開初日舞台挨拶レポート

「絶狼」シリーズで注目を集めた藤田玲と、「仮面ライダーフォーゼ」でデビュー後、“2.5次元ミュージカル”で人気を誇る佐藤流司が主演を務める映画『ダブルドライブ ~狼の掟~』が8月25日に公開初日を迎え、シネマート新宿で行われた舞台挨拶に、キャストの藤田玲、佐藤流司、小宮有紗、波岡一喜が登壇した。

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本シリーズの前日譚『ボーダーライン』(2017年)からの続投で、主人公・我妻アベルを演じる藤田。「アベルという役をもう一度演じることができて、すごく幸せに思っています。こうやって皆さまの前に帰って来れるのはすごく嬉しい」と喜びを語った。

前作の撮影では、実際に運転することはあまりなかったそうなのだが「今回は自分でGTRを運転できたことは楽しかったです。芝居の間を考えながら、新しいチャレンジができた」と撮影を振り返る。バディの五十嵐純也役である佐藤についての印象を聞かれると「流司はすごい弱い役なんですよ。ミュージカル業界では最強の役が多いので、そんな流司が見られたのが嬉しかった」とにっこり。

対して撮影中の思い出深いエピソードを聞かれた佐藤は、「毎日、撮影が終わると玲くんのマネージャーさんの車に乗って、2人でお酒を飲みながら帰った」ことを告白。撮影がハードだったという藤田は「ホッとできる時間が移動中しかなかった。マネージャーさんには申し訳ないけど、2人で後ろで宴会した」ことを述べつつ、「流司がスルメを食うんですよ。車をめっちゃスルメ臭くして、さっそうと帰っていくんですよ(笑)」とクレームをつけた。そんな佐藤は波岡ともエピソードがあると述べ、「『一緒に飯食おうよ』と呼んでくださって。貯金の話とかしました」と告白すると、波岡から「ここででけへん話をすな!」とツッコまれていた。

イベントの終盤で、「撮影時に運転したスペシャルカーを実際に買うとしたら?」と質問された藤田は、「GTR」と即答。その理由について「唯一、エアコンがついてたので(笑)」と意外なコメント。対して「借金をしてまで買いたいものは?」と聞かれた佐藤は「国」と答え、2人の珍回答に会場からどよめきと笑いが起こっていた。

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『ダブルドライブ ~狼の掟~』
8月25日(土)よりシネマート新宿ほかにて公開
監督:元木隆史
脚本:池谷雅夫
出演:藤田玲 小宮有紗 駒木根隆介 野中隆光 小國彰裕 波岡一喜 佐藤流司
配給:AMGエンタテインメント

【ストーリー】 過去に家族同然の仲間たちを次々と残虐したヤクザの広澤を殺してしまった我妻アベル(藤田玲)は、他に頼る当てもなく、少年院時代に世話になった兄貴分の村上大児の元を訪れた。大児は「サガミ連合」という名の愚連隊を率いており、そのメンバーの一人、五十嵐純也(佐藤流司)と出会ったアベルは、お互い車好きな事もあって意気投合する。ある日、大麻の取引に失敗した純也はペナルティとして多額の借金を背負い闇金に手を染める羽目に。闇金会社社長・塩田の苛烈な取立てに苦しむ純也、一方で、兄を殺され復讐を誓う広澤の弟・狂介はアベルの行方を追っていて…。

(C)2018「ダブルドライブ ~狼の掟&龍の絆~」製作委員会