作家の綾辻行人、知念実希人より絶賛コメント!島田荘司のミステリー小説を中国で映画化『夏、19歳の肖像』

『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』で映画化された「御手洗潔」シリーズで知られる島田荘司の同名小説を中国で映画化した『夏、19歳の肖像』が、8月25日より公開となる。このほど、日本の推理ミステリー作家である綾辻行人、知念実希人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

本作は、ヒッチコックの『裏窓』を彷彿とさせる設定から始まる、異色の青春ミステリー。病室の窓から見える邸宅に佇む女性に心を奪われた大学生の青年は、ある夜、彼女の“犯罪”を目撃する。青年は、真相を確かめ彼女を救おうとするが、謎めいた脅迫状が届く。

主演は、韓国の人気グループ「EXO」の元メンバーで、『レイルロード・タイガー』のファン・ズータオ(タオ)。事件の鍵をにぎる女性を『芳華 Youth』でヒロインに抜擢されたヤン・ツァイユーが演じ、台湾の若手注目俳優のカルビン・トゥ、『上海キング』のリー・モン、『五福星』シリーズなど香港のベテラン俳優のスタンリー・フォン、『ラスト・コーション』のチュウ・チーインらが脇を固める。監督は『光にふれる』『共犯』を手掛けた台湾の俊英チャン・ロンジーが務め、TVシリーズ「シャーロック」の撮影を担当した英国のスティーヴ・ロウス、『マッハ!弐』の音楽を手掛けたタイのテルサック・ヤンパンら国際色豊かなスタッフが集結した。

■綾辻行人(ミステリー作家) コメント
1985年発表の島田荘司の名品を21世紀のいま映像化するにあたっての、制作陣の創意工夫には見るべきものがある。映画オリジナルの、非常に魅力的な謎を新たに組み込んで物語を膨らませながら、なおかつ決して原作の骨格を歪めたり味わいを損ねたりはしていない。とても素敵な達成だと思う。

■知念実希人(小説家、医師) コメント
子供と大人の狭間でもがく青年が経験する、瑞々しい煌めきに溢れたひと夏の思い出。私たちが忘れてしまった淡い想いが、慟哭のミステリーとともに蘇ってくる。

『夏、19歳の肖像』
8月25日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー
監督:チャン・ロンジー
原作:島田荘司「夏、19歳の肖像」(文春文庫刊)
出演:ファン・ズータオ ヤン・ツァイユー カルビン・トゥ リー・モン スタンリー・フォン チュウ・チーイン
配給:マクザム

【ストーリー】 大学の夏休み。19歳のカン・チャオはバイク事故で脚を骨折して入院。女友達のジュー・リーと、彼女への秘めた恋心を抱えるジャオ・イーが面倒を見てくれることに。退屈な入院生活のなかで、カンは病室から見える邸宅の二階に佇む女性に一目ぼれをし、想いを寄せるようになっていく。そんなある夜、彼女が父親らしき男性と口論の末、ナイフを手に飛びかかる様子を目撃してしまう。男は倒れ、やがて隣の工事現場に現れた人影は、そこに“何か”を埋めていた。真実を確かめようと動き出したカンの携帯に届く、謎めいたメッセージ。自分を監視しているのは誰なのか?事件の泥沼から美しいあの人を救い出したいという気持ちに衝き動かされ、カンは彼女―シア・インインに近づくのだが…。

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