【意味深発言】『トップガン2』製作の噂について、トム・クルーズが語ったこととは?

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Entertainment Weekly

今年で製作30周年を迎えた『トップガン』。『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』のプロモーションで米TV番組”Graham Norton Show”に出演したトム・クルーズが、再び“デンジャーゾーン”に現われる可能性について語った。Entertainment Weeklyが伝えている。

「『トップガン2』が製作されるというのは本当か?」という司会者の質問に対し、クルーズはクールを装い、シンプルに「いいや」とまず答えた。司会者はさらに突っ込んで、ジェリー・ブラッカイマーがTwitterで続編について語ったことを尋ねると、「そうだね、そんな話はしているよ」と、クルーズは続編が実現するかどうかは明言せずに答えた。そして「まだどうすべきか手探りで考えているところだよ」と。

1986年に誕生したトム・クルーズの出世作『トップガン』について、番組で彼は当時の飛行訓練の苦労話を語った。クルーズはスタジオと契約を結び、撮影中F-14戦闘機で飛ぶことを許可され、そのために必要なすべての訓練を受けた。「僕が最初に一緒に飛行したパイロットはボゾ(←間抜けとか役に立たないやつっていう意味がある)という名前だったんだ」とクルーズ。戦闘機に乗った2人は、いきなり撮影初日に9.5Gもかかるような激しい飛行シーンに挑んだ。そのあまりの激しさと、クルーズがGの経験がなかったこともあって、彼は飛行中に失神し具合が悪くなってしまった。「意識が戻ったとき、足のすぐ横にエチケット袋が置いてあったよ。そして膝のあたりまで頭を下げてずっと苦しんでいたんだよ。そんな状態なのに彼はなんと上昇を始めたんだよ、すごく長く! すごくハードにね!」。クルーズはボゾに文句を言うが、彼はクルーズにこう返事した。「みんなが僕のことをボゾなんて呼ぶのには理由があるんだよ(笑)」
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の日本での公開は11月11日予定。