藤原竜也 × 羽住英一郎監督 吉田修一によるスパイ小説『太陽は動かない』映画化&WOWOWにて連続ドラマ化決定!

「怒り」「悪人」などが映画化された作家の吉田修一によるスパイアクションエンターテイメント小説、通称“鷹野一彦”シリーズ「太陽は動かない」が、藤原竜也主演、羽住英一郎監督により映画化、WOWOWにて連続ドラマ化されることが決定した。

原作は、吉田修一のスパイアクションエンターテイメント小説、通称“鷹野一彦”シリーズ3部作の「太陽は動かない」「森は知っている」「ウォーターゲーム」。今回映画で描かれるのは「太陽は動かない」「森は知っている」の2編で、そして連続ドラマは原作者監修のもとで構築されるオリジナルストーリーとなる。

監督は、『海猿』シリーズをはじめ、『MOZU』シリーズ、『暗殺教室』シリーズを手掛けた羽住英一郎。主演には、昨年の『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』をはじめ、出演作を次々と大ヒットに導き、名実共に日本を代表する千両役者となった藤原竜也。羽住監督とは本作で初タッグとなり、海外ロケも実施される予定だ。

キャスト&スタッフ コメント

■藤原竜也
Q:映画化が決まった心境
過去に類を見ない巨大なスケールのエンターテイメント作品になると思いますので、今から身の引き締まる思いです。あの壮大な世界観をしっかりと再現出来るように、スタッフ・キャスト力を合わせて、懸命に取り組みたいと思います。

Q:『パレード』(2009)以来となる吉田修一の作品について
前回出演させていただいた「パレード」は、比較的ゆっくりと静かに物語が進行していく作品でしたが、今作は正反対。終始ハードなテイストですし、物語の舞台は海外にまで広がっていくので…また新たな吉田ワールドを体感できることが、今から非常に楽しみです。

Q:初タッグとなる羽住監督の印象と、今作での期待するポイント
伊藤(英明)君の「海猿」は、自分にとっても衝撃的な作品でした。「MOZU」もそうでしたが、スケールの大きなアクション作品を、繊細にカッコ良く撮られる監督という印象があります。今作では自分が出る側として、もちろんプレッシャーもありますが、監督の思い描く【鷹野】を、しっかり表現できるように努めたいと思います。

Q:初となる“スパイ”役に向けての意気込み
激しいアクションシーンを要する“スパイ”の役どころになりますので、来年の撮影に向け体の状態を万全に整えて、心して臨みたいと思います。映画・ドラマ共に、皆様の心を揺さぶる作品になるように、頑張ります!

■羽住英一郎監督
Q:映画化が決まった心境
骨太でスケールの大きい産業スパイアクション小説の映画化に挑むにあたり、準備期間の今から刺激的な毎日が始まっています。劇場に来た観客達の度肝を抜く映画を目指して、羽住組のスタッフ一同全力でチャレンジして行きたいと思います!

Q:原作を読んで
頁を捲る手を休ませないノンストップアクションエンターテイメントにただただ圧倒され、鷹野一彦という男の過去を知れば知るほど、その姿をスクリーンで観てみたい衝動を抑えきれなくなっていく自分がそこにいました。

Q:初タッグとなる主演・藤原竜也の印象と、今作での期待するポイント
大胆さと繊細さを兼ね備え、男から見ても色気を感じる藤原竜也さんが創り出す鷹野一彦という男に会うのが今から楽しみで、その表情、肉体、迸る汗までも逃す事なくスクリーンに焼き付けたいと思っています!

■吉田修一(原作者)
Q:映画化が決まった心境
世界観、ヒューマニティ、ストーリー、そのどれをとっても、これまでの自著にはないスケールの大きな小説になりました。この超絶スパイエンターテイメント作品が、羽住英一郎監督、藤原竜也さん主演で映像化されると聞き、原作者として身震いするほど期待しておりますし、一映画ファンとしても、超一流スタッフによるジャパニーズ・スパイ・アクション映画の誕生が今から楽しみでなりません。

『太陽は動かない』
2020年、映画公開&WOWOWにてドラマ放送
監督:羽住英一郎
原作:吉田修一 「太陽は動かない」「森は知っている」(幻冬舎文庫刊)
脚本:林民夫
出演:藤原竜也

【ストーリー】 世界を股にかけながら国政や企業の裏で暗躍し、そこで得た重要機密事項や情報から対価を得ることを生業としている産業スパイ組織:AN通信。諜報員・鷹野一彦(藤原竜也)と相棒の田岡亮一は、世界各国が奪い合う革新的な太陽光エネルギー開発技術に関する情報争奪戦の中にいた。そこには日本政財界を揺るがす巨大な陰謀が隠されており、鷹野らは商売敵の韓国人スパイ・デビッドキムや謎の女・AYAKO、そして各国の権力者らと対峙していく。一方で垣間見える鷹野らの壮絶な過去。そして、彼らの胸に埋め込まれているチップの謎とは…。