『ウスケボーイズ』渡辺大、マドリード国際映画祭2018にて主演男優賞受賞!外国語映画作品賞にも輝く

日本のワインを世界レベルに引き上げたワイン界の先駆者・麻井宇介の思想を受け継ぎ、日本ワインの常識を覆した革命児たちの実話を映画化した『ウスケボーイズ』が10月20日より公開となる。このほど、現地時間7月28日にスペインにて「マドリード国際映画祭2018」の授賞式が行われ、主演の渡辺大が最優秀外国映画主演男優賞、本作が最優秀外国語映画作品賞を受賞した。

▲(左から)竹島由夏、渡辺大、柿崎ゆうじ監督、出合正幸

本作は、マドリード国際映画祭2018にて最優秀外国語映画作品賞、最優秀外国語映画監督賞、最優秀外国語映画主演男優賞、最優秀外国語映画助演男優賞、最優秀外国語映画編集賞の5部門にノミネート。アムステルダム国際フィルムメーカー映画祭でも、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀編集賞の4部門のノミネートが発表されている。

昨年、鈴木紗理奈が最優秀外国語映画主演女優賞を受賞したことで記憶に新しい本映画祭。今年は本作の主演の渡辺大が受賞となり、また、同作は最優秀外国語映画作品賞も受賞し、ダブル受賞の快挙となった。授賞式にて名前が読み上げられると、『ウスケボーイズ』出演者・監督・プロデューサーのテーブルは歓喜に包まれ、渡辺もガッツポーズの後、監督とかたい握手を交わした。その後、受賞会場にて、本編にも登場する日本ワインの先駆者・麻井宇介が造りあげた「桔梗ヶ原メルロー」で祝杯。映画祭参加者や関係者におもてなしをすると、日本ワインはヨーロッパでも大人気で絶賛されていた。

▲渡辺大、トロフィーと桔梗ヶ原メルローとともに

■渡辺大 コメント
生まれて初めて来た憧れのスペイン、マドリードでこのような賞をいただくことが出来、大変光栄です。この作品が沢山の方に見ていただければ幸いです。

■柿崎ゆうじ監督 コメント
世界の映画人達が集うマドリード国際映画祭において、最優秀作品賞を受賞出来た事は大変嬉しくまた光栄に思います。スタッフ、キャスト、ワイン醸造家を始めとする関係者の皆様に心から感謝申し上げます。また渡辺大さんの最優秀主演男優賞、おめでとうございます!これから更に世界に羽ばたいて行く素晴らしい稀有な俳優のお1人だと思います。渡辺大さんの役に対するひた向きな姿勢が、より作品を輝かしてくれました。映画祭という場所で日本ワインや麻井宇介さん、そしてウスケボーイズ達を知っていただけた事は大変嬉しく思います。10月に公開致しますが、是非多くの方々に観ていただきたいと心から願っております。

『ウスケボーイズ』
10月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
監督:柿崎ゆうじ
出演:渡辺大 出合正幸 内野謙太 竹島由夏 金子昇 寿大聡 須田邦裕 上野なつひ 升毅 萩尾みどり 清水章吾 岩本多代 柴俊夫 田島令子 小田島渚 大鶴義丹 柳憂怜 伊吹剛 和泉元彌 伊藤つかさ 安達祐実 橋爪功
配給:カートエンターテイメント

【ストーリー】 岡村(渡辺大)、城山(出合正幸)、伊藤(寿大聡)、上村(竹島由夏)、高山(内野謙太)は「ワイン友の会」の仲間で、集まっては世界中のワインを嗜んで蘊蓄を語り合っていた。ある夜、日本のぶどうを使ったワインがフランスワインより美味しいはずがないと決めつけていた彼らは、仏vs日本ワインでブラインドのテイスティング会を開催する。予想は外れ、世界に通用する「桔梗ヶ原メルロー」の存在を知った彼らは、この世界レベルのワインを生んだ麻井宇介(橋爪功)に憧れ、ワイン用のぶどう栽培は困難と言われたこの日本の地で麻井の思想を受け継ぎながら常識を覆すワイン造りに没頭していく。しかし、ぶどう畑は大雨・雹・病害などに見舞われ…。果たして、日本のワインに革命を起こすことはできるのか?

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