映画『詩季織々』ビッケブランカによる主題歌「WALK」劇中映像のみで構成されたアニメーションMVが公開!

『君の名は。』や『秒速5センチメートル』の新海誠監督作品などで知られるコミックス・ウェーブ・フィルム(CWF)制作の最新作『詩季織々』(しきおりおり)が8月4日に公開となる。このほど、ビッケブランカによる主題歌「WALK」の劇中映像のみで構成されたアニメーション・ミュージックビデオがお披露目となった。併せて、本作に参加した3名の監督からコメントが寄せられた。

本作は、中国を舞台に、「衣食住行」をテーマとする3つの短編が織りなす青春アンソロジー。アニメ初挑戦の実写映画監督イシャオシン(「陽だまりの朝食」)、CGチーフとして新海作品を支え続けてきた竹内良貴(「小さなファッションショー」がオリジナル作品初監督)、そして、『秒速5センチメートル』を観て新海監督に憧れ、CWFに長年ラブコールを送り続けたリ・ハオリン(「上海恋」)という、日中の才能ある若手監督3人が集まり、切なくも心温まる3つの短編を描く。

ビッケブランカによる主題歌のMV「WALK(movie ver.)」は、上海を舞台に幼なじみの男女の淡い初恋を描くリ・ハオリン監督作「上海恋」を中心に、本作の映像のみで構成されたアニメーションMVとなっている。本楽曲は、8月8日に発売されるビッケブランカの2ndシングル「夏の夢/WALK」に収録される。

監督 コメント

■イシャオシン監督(「陽だまりの朝食」)
歩き続けることこそ生きる証、と感じられる歌です。波瀾万丈な夢を経験した後も、最後は穏やかな人生を送れるように祈っています。

■竹内良貴監督(「小さなファッションショー」)
日中合作アニメーション作品の『詩季織々』を、音楽によって繊細にまとめ上げるビッケブランカさんの“WALK”。大人になるために誰しも通る道、不安定な心のゆらぎや葛藤を胸に抱えて生きている僕たち。それでも前に進むんだという、そんなシンプルな想いを抱かせてくれる。歩こう、歩こうと、ただ心に思い浮かべるだけで気持ちが軽くなる。青春期の迷いがうまく表現され、聞いた後に前向きな気持ちにさせてくれる、そんな曲です。

■リ・ハオリン監督(「上海恋」)
試写で主題歌を初めて聞いたとき、雨上がりの風景と合わせて、気持ちも明るくなりました。そのような魅力を持っている歌です。青春への追憶と良くなる未来への憧れ―という作品のテーマとよく合う歌でもあります。ビッケブランカさんに感謝です。多くの人に聞かれると嬉しいです。

▲「上海恋」

『詩季織々』
8月4日(土)、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか公開
監督:リ・ハオリン イシャオシン 竹内良貴
主題歌:ビッケブランカ「WALK」(avex trax)
キャスト:「陽だまりの朝食」坂泰斗 伊瀬茉莉也 定岡小百合
「小さなファッションショー」寿美菜子 白石晴香 安元洋貴
「上海恋」大塚剛央 長谷川育美 中務貴幸
配給:東京テアトル

©「詩季織々」フィルムパートナーズ