玉山鉄二、明石家さんまからのオファーに「荷が重かった…」ドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」完成披露試写会イベントレポート

明石家さんまが芸歴43年目にして初めてプロデュースするドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」が、7月20日よりNetflixにて全世界独占配信される。それを記念して、7月19日に完成披露試写会イベントがユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、舞台挨拶にジミー大西役の主演・中尾明慶、明石家さんま役の玉山鉄二、村上ショージ役の尾上寛之、Mr.オクレ役の六角慎司、さんまの運転手・とっさん役の宇野祥平、ジミー大西のマネージャー高宮京子役の木南晴夏が登場。スペシャルゲストとして、ジミー大西と、明石家さんまも登壇した。

大歓声を受けて舞台に登場したさんまは「2年という歳月をかけて、本当は去年、こういう記者会見をやっていたんだろうと思いますけど、いろいろ諸事情がございまして…」と、ドラマに若い頃のさんま役で出演予定だった小出恵介が不祥事で降板し、玉山が代役を務めたことに触れて、「名前は控えますけど、小出恵介くんね」と名前を公表し、会場を爆笑させた。

続けてさんまは「最初は玉山くんにオファーしたんですが、(玉山が)断りよったんですよ」と明かすと玉山が「荷が重かったんですよ…」と苦笑い。小出の降板決定後に、「玉山くんが『俺の責任だ。俺が引き受けていたらこんなことにならなかった』と反省してくれて、引き受けてくれたんです」とさんまでしか知りえない裏話を語った。

ジミー大西役を演じた中尾。役作りのためジミーをYouTubeで研究したそうだが「観れば観るほど、よく分からない人。演じるという考えでいくとダメだなと思って、人を演じようとせず、動物を演じようと。ジミーさんを観るより、ゴリラを観ている方が(笑)」と独特な役作りを明かして、会場を爆笑させていた。

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「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」
7月20日(金)より、Netflixにて全世界190カ国独占配信
監督:光野道夫
企画・プロデュース:明石家さんま
主題歌:MISIA「最後の夜汽車」
出演:中尾明慶 玉山鉄二 尾上寛之 六角慎司 宇野祥平 中村靖日 八十田勇一 木南晴夏 中村育二 濱田マリ 生瀬勝久 手塚理美 温水洋一 池脇千鶴 佐藤浩市 山崎銀之丞 徳永えり 楊原京子 金井勇太 木村拓哉 ジミー大西 明石家さんま

【ストーリー】 1980年代の大阪。突拍子もない言動を繰り返し、幼い頃から失敗ばかりの大西秀明(中尾明慶)は高校卒業後、どこにも就職できず、吉本興業の舞台進行の見習いとして「なんば花月」に出入りしていた。ある日、大失敗した大西は反省を示すべく、自ら裸になって階段にチンチンを紐で括りつけ、大騒ぎに。そこにやって来たのが、人気絶頂の芸人・明石家さんま(玉山鉄二)。ふたりはこうして衝撃の出会いを果たすのだった。さんまは大西を面白がり、身の回りの世話を許すことに。以降大西は、さんまやその芸人仲間の村上ショージ(尾上寛之)、Mr.オクレ(六角慎司)、なんば花月の世話係であるおちゃこのおばちゃん(濱田マリ)らと共に笑い溢れる日々を過ごすようになる。そんなある日、新喜劇の舞台に立つことになった大西は舞台上で大失敗してしまう。クビになりかけた大西を、さんまは自らの進退をかけて救う。そして、ひどいイジメを受けてきたと吐露する大西に“ミジメな過去は笑い飛ばせ”と伝え、この強烈なキャラクターを持った青年を人気芸人に育て上げようとさんまは決意。大西はその後、さんまによって「ジミー大西」と名付けられ、師に導かれるまま、高宮京子(木南晴夏)という専任マネージャーも付くほどの売れっ子芸人になっていく。数年後、“お笑い”という自分の居場所を見つけた大西だったが、それはさんまから与えられたものでしかないということにも気づき始めていた。芸人としての力のなさに悩み、引退も考える最中、テレビ番組の企画で絵を描くことになり、大西の思わぬ絵の才能が知れ渡り…。

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