8年の歳月をかけ全国47都道府県・200箇所以上で撮影された、日本の美しい瞬間を捉えた映像を厳選し、4K解像度で映画化した『ピース・ニッポン』が、7月14日より公開となる。このほど、全編4K解像度による新予告編がお披露目となった。

本作は、神道と仏教が混交していく中で生まれた日本人の精神や自然感にフォーカスする「日本の精神」、豊かな気候風土が生み出す変化を巡る「日本の四季」、そして、全国各地の美しい瞬間を紡いでいく「一期一会の旅」の3部から構成され、後世に遺したい日本の景色を映し出す。ナビゲーターを務めるのは、小泉今日子と東出昌大。東出は、映画作品のナレーション担当は本作が初となる。中野監督は、小泉の声を「歌声も含めて国宝級の声を持っていって、ナレーションもプロフェッショナル」、東出の声を「カッコよさに惚れ惚れする、熱を込めて誠実なナレーションで想いが伝わる」と絶賛しており、声に惚れこんだ二人を本作の案内人に起用した。

新予告編では、釧路湿原の空中散歩、虹色に輝く華厳の滝、満開の桜に抱かれる姫路城、最も美しい姿を狙って撮影された富士山、そして熊本地震により崩落する前の天空の道など、後世に遺しておきたい日本の美しい景色から厳選した圧巻の絶景が収められている。さらに、日本で最も癒される港町と称される鞆の浦（とものうら／広島県）の夜明け、凛々しい角度の富士山を正面に捉えた空撮、ライトアップされる大阪城、朝日が昇る精進湖と富士山、美色に染まる瀬戸内海など、圧倒的美しさの日本が誇る絶景が新たに追加されている。

▲広島 福山 鞆の浦

『ピース・ニッポン』
7月14日（土）、新宿バルト9他、全国ロードショー
監督：中野裕之
音楽：岡野弘幹
劇中歌：竹内まりや「いのちの歌」
ナビゲーター：小泉今日子　東出昌大　
出演：渡辺大　及川さきの
配給：ファントム・フィルム

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