第1作の監督が明かす!『ジュラシック・ワールド2』では“現代の動物がかかえている問題”を反映した内容に!!

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COLLIDER

2018年6月22日全米公開予定の『ジュラシック・ワールド2』の内容について、第1作の監督のコメントを交えながらCOLLIDERが報じている。

コリン・トレヴォロウ監督による2015年のスマッシュヒット作『ジュラシック・ワールド』では、遺伝子操作された恐竜たちが数年ぶりにスクリーンに戻ってきた。シリーズ第1作である1993年の『ジュラシック・パーク』も恐竜がテーマパークの境界線から出ることはなかった。しかし、続編の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)では、恐竜は島から抜け出し、突然文明社会を襲った。『ジュラシック・ワールド』の続編も同じ道をたどりテーマパークの外が舞台となるようで、ショー要素が強かった『ロスト・ワールド~』以上に、現代の動物がかかえている問題なども扱った意味深いものになりそうだ。

それは、トレヴォロウのコメントから想像できる。彼は続編の内容について以下のように発言している。
「続編の恐竜は現代の動物が受けている扱いを比喩したものになるだろう。虐待、医療用の実験、ペット、まるで囚人のような動物園の野生動物、軍隊による動物の使用、武器としての動物などだ」
さらにトレヴォロウは「資本主義社会につきものの問題を映し出していた1作目よりも、続編はもっと“入り組んだ問題”にチャレンジしたものになるだろう」と話す。続編でどのようにより深いストーリーを描くべきか工夫を重ねている。
そして、以前にトレヴォロウやプロデューサーが続編の監督だと発表したJ.A.バヨナ(『永遠のこどもたち』(2007)や『インポッシブル』(2012)のスペイン人監督)について、「2作目はまったく違った映画になるだろうし、新しい道筋を開拓しようとしている。このために、監督にはバヨナが必要だったんだ。続編をより成長させ、進化させるためには、彼のとても個性的なヴィジョンが必要なんだ」と語っている。

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