田村侑久「事務所は勇翔を推薦した」足立梨花「そっちの方がイケメン」映画『キスできる餃子』公開記念舞台挨拶レポート

宇都宮を舞台に、シングルマザーが実家の餃子屋の再建に奮闘しながらも、プロゴルファーに恋をするラブコメディ『キスできる餃子』が、6月22日に公開された。その翌日となる6月23日、新宿ピカデリーにて公開記念舞台挨拶イベントが行われ、キャストの足立梨花、田村侑久(BOYS AND MEN)、佐野ひなこ、秦建日子監督が登壇した。

登壇してすぐさま、ファンが掲げた「キス餃子半端ないって」のプレートに反応した田村は、ファンからプレートを借りて壇上に戻り「だいぶ乗っかってるねー!やっぱ、そういうとこ、半端ないって!」とドヤ顔。微妙な空気を察してか、足立は「巻き込み事故だよ。1人で怪我するのはいいけど、巻き込まないで!」と田村を牽制して会場を和ませた。

今回の役を獲得する前に、事務所内で激しい調整があったという田村。「マネージャーから、電話があって映画のオファーが来ていると。でもイケメン役だから、田村じゃないと思う(笑)って」と、事務所がボイメンのイケメン担当である勇翔を推薦したことを暴露。「ひとつ間違えたらここに立っていなかった」という田村に、足立が「勇翔が良かったー。結果、出演されているんですけど、そっちの方がイケメン」とため息交じりに述べると、「おい、やめろやめろ(笑)」と田村が苦笑い。この件に関して秦監督は「もともと田村くんにオファーしたんですけど、顔合わせに2人で来たので、非常に気まずかった(笑)。しかも事務所の方が田村くんじゃない方を強めに推して、『今から心変わりしても大丈夫ですよ』って(笑)」と、かなり斬新な顔合わせだったことを明かした。

イベントの終盤には、サッカー・ワールドカップのロシア大会開催中にちなみ、6月25日に予定されている日本対セネガル戦についての質問が。高校時代にサッカー部のキャプテンだったという田村は「勝つんじゃないですかね?」とザックリ。Jリーグ名誉マネージャーを務める足立は「どうであれ、応援するだけ。勝ってほしい」と答え、注目の選手を聞かれると、「もちろん大迫選手もですが、同い年の宇佐美(貴史)選手とか、柴崎(岳)選手にも頑張って欲しい」と、プラチナ世代に熱いエールを送っていた。

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『キスできる餃子』
6月22日(金)全国ロードショー
6月15日(金)栃木県先行ロードショー
監督・脚本:秦建日子
出演:足立梨花 田村侑久(BOYS AND MEN) 佐野ひなこ 中島広稀 古川凛 大石吾朗 佐藤美希 勇翔(BOYS AND MEN) 浅野和之 麻生祐未
配給:ブロードメディア・スタジオ

【ストーリー】 バツイチ子持ちのシングルマザーが地元の宇都宮に帰ってきた。実家の餃子屋の再建と子育てに奮闘するさなか、イケメンの新聞配達青年に出会ってしまう。しかし、彼の正体は今をときめくプロゴルファーだった…。果たして彼女の新たな恋は実るのか?そして餃子屋は再建できるのか…!?

©2018「キスできる餃子」製作委員会