ホラー漫画の巨匠・伊藤潤二の描き下ろし最恐イラスト&コメント!シチュエーション・スリラー映画『インサイド』

音のない世界で正体不明の女に襲われる恐怖を描くエクストリーム・シチュエーション・スリラー『インサイド』が7月13日より公開となる。このほど、「富江」シリーズなど数々の傑作ホラー漫画を手掛けた漫画家の伊藤潤二が本作のために描き下ろしたイラストが公開された。

主演は、地下駐車場を舞台にしたスリラー『P2』のレイチェル・ニコルズ。本作では、夫婦で車の衝突事故に遭ったことで夫を失い、さらには補聴器なしでは耳が聞こえない障害が残った主人公サラを演じる。そして、執拗にサラを殺そうと迫る正体不明の女を、デヴィッド・リンチ監督作『マルホランド・ドライブ』のローラ・ハリングが怪演。監督は、『スペイン一家監禁事件』のミゲル・アンヘル・ビバスが務め、『REC/レック』シリーズを生み出したスペインホラーを牽引するジャウマ・バラゲロが脚本を担当する。

「富江」シリーズをはじめ、「うずまき」「首吊り気球」「ミミの怪談」など数々の傑作ホラー漫画を手掛けた伊藤は、本作について、「妊婦にとって一番怖いシチュエーション!ヒッチコックを思わせる演出にもゾクゾク。さらに犯人の動機には複雑な思いに襲われ、私は得も言われぬ余韻に戦慄しました」と、絶賛と戦慄のコメントを寄せている。

『インサイド』
7月13日(金)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国公開
監督:ミゲル・アンヘル・ビバス
脚本:ジャウマ・バラゲロ
出演:レイチェル・ニコルズ ローラ・ハリング アンドレア・ティヴァダル
配給:ショウゲート

【ストーリー】 間も無く子どもが生まれる幸せ絶頂の夫婦を襲った不運な交通事故。夫は帰らぬ人となり、お腹の子どもと共に生き残った妻サラ(レイチェル・ニコルズ)には耳に障害が残った。補聴器がないと耳が聴こえないのだ。新しい命の誕生だけを心の支えに一人暮らすサラ。そんなある晩、見知らぬ女が家に侵入。女はサラを執拗に追い詰め、殺そうと襲ってくる。狂気に満ちた女、補聴器が壊れ耳は聴こえない、助けはこない、そして陣痛が始まる…!最悪のシチュエーションで最悪の一夜が幕を開ける。女の正体、そして目的は一体何なのか―!?

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