アーノルド・シュワルツェネッガー、ロバート・デ・ニーロ、マット・デイモンが、米国大統領候補ドナルド・トランプに対し、それぞれの立場で不支持を表明している。The Hollywood ReporterやTheWRAPなど米メディアが伝えている。
■シュワルツェネッガー、トランプについて「私は共和党の候補には投票しない」
アーノルド・シュワルツェネッガーは「2016年総選挙でドナルド・トランプには投票しない」と自身のTwitterで表明した。
「私は1983年にアメリカ市民になって以来今までずっと、共和党大統領候補に投票してきた。多くのアメリカ人のように、私は今回の選挙について考えてきた。今もまだ来月の選挙でどうすべきか決めかねている。1968年にアメリカに来たときから、私は誇り高き共和党支持者だった。ニクソン大統領がかつて発した、自由貿易や強い兵力で自分たちの自由を守るんだ、という言葉を聞いたその日から、私はリンカーンやルーズベルト、レーガンらと同じ政党を支持してきた。私は自分が共和党支持者であることを誇りに思っているが、それ以前にアメリカ人であることを誇りに思っている。だから今日ここで仲間の共和党員に言いたい。政党を超えて自分の国を選ぶこと、それがあなたたちの義務なんだ。」
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As proud as I am to label myself a Republican, there is one label that I hold above all else – American. My full statement: pic.twitter.com/biRvY8S3aZ
— Arnold (@Schwarzenegger) October 8, 2016
■デ・ニーロ「ヤツの顔をぶん殴ってやりたい!」
ロバート・デ・ニーロが無党派グループのためのコメントでトランプ氏を酷評した。
「(大統領選挙の)どういう点を重視しますか?」と聞かれたデ・ニーロは自分自身の言葉でトランプ批判を始めた。「私が気にかけているのはこの国の向かうべき方向だ。彼はとても図々しくて馬鹿だ。役立たずで、豚だ。詐欺師で自分が何を言っているかわかっていないマヌケなんだ! (過去のトランプ発言を受けて)ヤツの顔をぶん殴ってやりたい!!」
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Actor Robert De Niro goes off on Donald Trump www.dailymail.co.uk/video/news/video-1337802/Actor-Robert-Niro-goes-Donald-Trump.html
■マット・デイモンは誕生日に父から「あとちょうど1ヶ月でトランプに別れを告げることができる」というメールを受け取る
ニューヨークで開催されたコミコンに登場したマット・デイモンは、誕生日に父親からメールを受け取った話をした。
そのメールには「私からのお前への誕生日プレゼントは、後ちょうど1ヶ月でトランプとお別れできるということだ。もし彼が本当に当選してしまったら、メキシコは彼を侵入させないために壁を作らなきゃいけなくなる!」とあった。
デイモンが主演するチャン・イーモウ監督の新作『The Great Wall』(原題)のプロモーションの場での発言だった。
マット・デイモンはこれまでにもトランプの移民政策を批判するなど、トランプ不支持を表明している。