小関裕太、玉城ティナの首をかむシーンで「何回もNG出ました」映画『わたしに××しなさい!』公開記念 ドラマ版一挙上映&特別トークイベント

講談社「なかよし」にて熱狂的な人気を博した遠山えまの同名コミックの実写化となる映画『わたしに××しなさい!』が6月23日に公開となる。5月24日、新宿バルト9にてTVドラマ版「わたしに××しなさい!」の一挙上映イベントが実施され、主演の玉城ティナ、小関裕太、お笑い芸人のオラキオがスペシャルトークを繰り広げた。

累計発行部数200万部を突破し、第36回講談社漫画賞を受賞した原作コミックは、人気ケータイ小説家として活躍する女子中学生・氷室雪菜が、恋愛小説のネタのために同級生・北見時雨を脅迫し、数々の恋のミッションを課して疑似恋愛にのめりこんでいくラブストーリー。映画版では、舞台を高校に置き換えて描かれる。

ドラマ版を観終えたばかりの観客に大歓声で迎え入れられたキャスト陣。学園一のモテ男・時雨役の小関は「僕も一緒に観たかった。映画に向けてワクワクしてもらうためのドラマなので」と説明すると、主人公・雪菜を演じた玉城は「一話ごとにそれぞれのキャラクターがフューチャーされているので、すごく分かりやすかったと思います」とドラマ版の感想を述べた。

映画版のポスターの話になると小関は、「これはドラマのロッカーのシーン。インパクト大ですよね、『小関服着てない』って言われるし(笑)」と笑い、「待機中もビショビショだったからシャツを脱いで、サングラスして目だけ守ってました」と撮影中の裏話を告白。これを受けて玉城は「青春感がありましたね。私にはなかった…(笑)」と自虐的な発言をしたが、「お仕事で青春を疑似体験できたので良かったです」と笑顔を見せた。

今回、初主演となった玉城は「私的にはどうしたもんかと。大丈夫かなと思っていましたが、本当に小関さんに助けてもらいました」とコメント。ドS男子役を初めて演じたという小関は「睨みすぎず、睨まなすぎず挑発するという、さじ加減が難しかった」とキャラ作りの難しさを語った。また、今回は「変なおじさん」や「だっふんだ」など、コミカルな描写が多かったという玉城。「私にとっては初挑戦。観ている人を笑わせようと思って」という玉城に対して、小関は「普段はあんまり?」と真顔で質問し、「普段、いきなり変なおじさん踊らないから(笑)!」とツッコまれる場面も。小関は「本読みの時のティナちゃんの思い切りがすごくて、尊敬しました。面白いし、ハマってるし」と玉城の本気ぶりを大絶賛した。

「首をかみなさい」というミッションのシーンに「ティナちゃんの鎖骨が美しい!初の鎖骨映画と言ってもいい!」と大興奮のオラキオ。小関は「首に指を這わせる力加減とかも、監督がすごいこだわって、何回もNG出ました」と明かすと、玉城も「監督と話し合って作ったので、ミッションにはこだわりが詰まってます!」と映画での注目ポイントをアピールしていた。

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『わたしに××しなさい!』
映画:6月23日(土)新宿バルト9ほか全国公開
TVドラマ:MBSにて3月25日、TBSにて3月27日より放送(全4話)
原作:遠山えま「わたしに××しなさい!」(講談社「KC なかよし」刊)
監督・脚本:山本透
脚本:北川亜矢子
出演:玉城ティナ 小関裕太 佐藤寛太 山田杏奈 金子大地
配給:Tジョイ

【ストーリー】 とある秘密を握られたことで、雪菜(玉城ティナ)の恋のミッションを受け続けることになった学園一のモテ男、時雨(小関裕太)。「わたしに××しなさい!」…と次から次へとつきつけられるミッションは次第にエスカレート!恋愛小説のネタのために続けていた雪菜の恋のミッションはいつしか本当の恋愛に…!?

(C)遠山えま/講談社 (C)2018「わたしに××しなさい!」製作委員会