波瑠 × 西島秀俊『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』岡山天音、中村倫也ら共演陣が決定!

主演に波瑠、共演に西島秀俊を迎え、人気作家の小森陽一による小説「オズの世界」(集英社文庫刊)を映画化した『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』が今秋公開となる。このほど、岡山天音、中村倫也、濱田マリ、深水元基、柄本明ら共演キャスト陣が発表された。

本作は、地方の遊園地に配属された新入社員の波平久瑠美が、“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司と個性的な従業員たちに囲まれながら成長していく姿を描く。主人公の波平久瑠美を演じるのは、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で主演を務めた波瑠。さらに、“魔法使い”と呼ばれるカリスマ上司・小塚慶彦役を西島秀俊が演じる。

発表された共演陣は、主人公、波平久瑠美のクールな彼氏に中村倫也。カメレオン俳優の名をほしいままにしている注目の俳優が、東京と熊本との間で遠距離恋愛を育む。また、慣れない土地で主人公と切磋琢磨する同期の新入社員、吉村役に岡山天音。東大出身にも関わらず、学歴をひけらかさず黙々と仕事をする一風変わったキャラクターだ。さらに遊園地の広報課長、上園に深水元基。おせっかい好きな販売スタッフのカツヨに濱田マリ。主人公が徐々に心を開いて、共に働く頼もしい仲間を演じている。先輩社員を、戸田昌宏、朝倉えりか、久保酎吉、コング桑田が扮し、物語を盛り上げる。そして、園長として全員から慕われる宮川を柄本明が演じる。

キャスト・コメント

■岡山天音
初めて台本を読んだ時、人間の美しさにピントを合わせた世界観がとても新鮮でした。素敵なチームのみんなと撮影する中、吉村をどう演じ生きるか、難しくも楽しい試行錯誤の毎日でした。真夏の遊園地で過ごした日々はキラキラした思い出です。大切な誰かと観て、大切な思い出にして欲しいです。

■中村倫也
〝働く〟ということは。空回りだったり徒労に終わったり、ふいに自分の毎日が虚しく思えてしまうこと、誰しもが経験あると思います。しかしそんな日々も、顔を上げて見回せば、絶えず足を動かしていれば、きっと誰かの笑顔に繋がっていくはず。見失いがちなモノを思い出させてくれる。そんな〝魔法〟を持った、映画です。これから社会人になる若者たちにも、是非観てもらいたい作品です。

■濱田マリ
真面目で可愛くてプライドの高いナミヘイちゃんが、小塚さんの魔法でどんどん変わっていくのがとっても素敵だなぁと思いました。そして個性豊かなグリーンランドのスタッフの、仕事に対する熱量や楽しみ方が素晴らしいと思いました。撮影中は、地元のエキストラの皆さんが、毎日のようにグリーンランドに来てくださいました。暑い中、参加してくださった大勢のエキストラさんに心から感謝です!

■深水元基
お客様を笑顔にする魔法をかける、こんなやりがいがあって楽しい仕事、素敵だな〜。グリーンランドのスタッフの皆様はいつも暖かく笑顔をくれました。僕の役は「オズの魔法使い」のカカシをイメージし、ヘラヘラ陽気に演じました。映画を観終わったら、きっとグリーンランドへ行きたくなりますよ。そして、自分の仕事や人間関係の向き合い方も変わるかも。

『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』
2018年秋、TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督:波多野貴文
原作:小森陽一「オズの世界」(集英社文庫刊)
脚本:吉田恵里香
出演:波瑠 西島秀俊 岡山天音 深水元基 戸田昌宏 朝倉えりか 久保酎吉 コング桑田 中村倫也 濱田マリ 橋本愛 柄本明
配給:HIGH BLOW CINEMA、ファントム・フィルム

【ストーリー】 夢と希望にあふれて、彼氏と同じ超一流ホテルチェーンに就職した波平久瑠美(波瑠)に言い渡されたのは、系列会社が運営する地方の遊園地グリーンランドへの配属辞令だった…!彼女の前には、広大な田園風景とそこに突如現れる遊園地。そして数々の企画を成功させ“魔法使い”と呼ばれる風変わりなカリスマ上司・小塚慶彦(西島秀俊)と一癖も二癖もある従業員たち。都会と田舎、理想と現実のギャップに不満を抱える彼女を支えるのはサクッと仕事で成果を出して、好きな部署に異動できる「MVP社員」になるという目標!ところが、やることなすこと失敗だらけで、自分の未熟さを痛感する久瑠美。それでも小塚や仲間たちと一緒に、遊園地で巻き起こるトラブルを乗り越えていく中で少しずつ働くことの楽しさ・やりがいに気がついていく。小塚に対して、憧れとも恋ともわからない感情を抱きだしたある日、久瑠美は小塚の秘密を知ってしまう…。

(C)小森陽一/集英社 (C)2018 映画「オズランド」製作委員会