ジョージ・クルーニー監督作『サバービコン 仮面を被った街』主演 マット・デイモン インタビュー映像

ジョージ・クルーニー監督、ジョエル&イーサン・コーエン脚本による『サバービコン 仮面を被った街』が5月4日より公開中。このほど、主人公ガードナー・ロッジを演じたマット・デイモンのインタビュー映像がお披露目となった。

1950年代の郊外住宅で実際に起きた人種差別暴動をモチーフに組み入れながら、理想的な家族や街、そしてアメリカのメッキがはがれていく過程をスリリングに描き出す本作。主演は、『オーシャンズ11』シリーズなどでジョージ・クルーニーと組み、『ボーン・アイデンティティー』シリーズでアクション・スターとして活躍し、『オデッセイ』など3作でアカデミー賞候補となったマット・デイモン。本作では、平凡なファミリーマンの顔の裏に驚きの秘密を隠した主人公ガードナー・ロッジを演じる。

インタビュー映像では、ダークな役柄を演じたことについて、マットは「これまでいい役に恵まれてきたのは、僕が典型的アメリカ人タイプでいじりやすいからだ。でも今回はとりわけダークな役だね。彼は常に物事を掌握しようとする。でも笑えるのが、いくらがんばってもできずに終わるんだ」と、自身のイメージと比較しながら、本作の“ブラック・コメディ”要素に欠かせないガードナーのキャラクターを語る。ガードナーの息子ニッキーを演じた子役のノア・ジュープについては、「ノアは状況を理解する能力が異常なほど長けている。本当にすごい子だ。僕が30代までできなかった技をすでに習得している。かなり早熟なんだろうね。でも普段はごくまともなすばらしい子供だ」と、クルーニー監督とのエピソードを交えつつ、その天才的な才能に驚き興奮気味に話している。クルーニー監督についても、「彼とのタッグはこれで7度目だ。彼は最高の監督だし、一緒にやっていて楽しいからね。お互い仕事が大好きだから、やっていて友人と一緒にできるならなお楽しい」と抜群の信頼関係に自信を覗かせる。最後に、本作のおすすめポイントを尋ねられると「最高のキャストがそろっている。オスカーにジュリアンにノア。ジョージも監督として完璧だったし、物語として最高に面白いよ!」と、太鼓判を押している。

『サバービコン 仮面を被った街』
5月4日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開中
監督:ジョージ・クルーニー
脚本:ジョエル&イーサン・コーエン ジョージ・クルーニー グラント・ヘスロヴ 
出演:マット・デイモン ジュリアン・ムーア オスカー・アイザック
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
 
【ストーリー】 明るい街、サバービコンへようこそ!そこはアメリカン・ドリームの街。しかし、そこに住むロッジ家の生活は、自宅に侵入した強盗により一転。一家の幼い息子、ニッキーの運命は予想もつかない方向へ…。時を同じくして、この町に引っ越してきた黒人一家の存在が、笑顔溢れるニュータウンの住人たちのドス黒い一面をあぶりだす。街の人々と家族の正体にただ一人、気がつくニッキー。事件は、想像を超える結末へと急展開する。果たして、幼いニッキーの運命は?サバービコンの行く末は!?

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