映画『モリーズ・ゲーム』ジェシカ・チャステイン、アーロン・ソーキン監督、モリー・ブルーム本人らが語る特別映像

トップアスリートから高額ポーカールームの経営者へ転身したモリー・ブルームの実話を、ジェシカ・チャステイン主演で映画化した『モリーズ・ゲーム』が5月11日に公開となる。それに先立ち、主演のジェシカ・チャステイン、メガホンを取ったアーロン・ソーキン監督、プロデューサーのマーク・ゴードン、モリー・ブルーム本人が登場する特別映像が公開された。

特別映像は、主催したゲームが違法賭博として問題になり、モリーが司法取引でFBIから要求された顧客情報の開示を拒否するシーンから始まる。アーロン・ソーキン監督は「これは正しい決断をした人の物語なんだ。だがその結果、彼女は大金も名声も失う」と語り、続けてモリーを演じたジェシカ・チャステイン、プロデューサーのマーク・ゴードンが、トップアスリートからポーカーの世界へと転身したモリーの生いたちを説明する。モリー・ブルーム本人は「ポーカーのことは何も知らなかったけど飛び込んだ」と告白。そして、経営者になったことでポーカールームに集まるプレイヤーは急成長し、セレブたちが集うようになったが、数年後、モリーが窮地に追い込まれた経緯が説明されている。

フロントラインを走る女性を演じ続けるジェシカについて、「最初から彼女に演じてほしいと思っていた」とソーキン監督。主演のジェシカ自身も「驚きのストーリーよ。未知の世界をスクリーンで味わえるわ」と、何人もの一流女優が熱望したモリー役を得たことに喜びを隠さない。最後に、「気分が高揚する映画だよ」と、ソーキン監督は本作への自信をのぞかせている。

『モリーズ・ゲーム』
5月11日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:アーロン・ソーキン
出演:ジェシカ・チャステイン イドリス・エルバ ケヴィン・コスナー マイケル・セラ
配給:キノフィルムズ

【ストーリー】 モーグルのオリンピック候補だったモリー・ブルームは、選考をかけた大会で怪我を負い、アスリートの道を諦める。ハーバード大学へ進学するまでの一年を、ロサンゼルスで気ままに過ごすことにしたモリーだったが、勤めていた会社のボスから、アンダーグラウンドなポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれる。そこでは、ハリウッドスターや大物プロデューサー、大企業の経営者らが法外な掛け金でポーカーに興じていた。やがて、彼女はその才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設するのだが、10年後FBIに逮捕される。彼女を担当した弁護士は、打ち合わせを重ねるうちに、目の前の女性がタブロイド紙に書きたてられるような人物でないことを知るのだが…。

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