『パシフィック・リム:アップライジング』前作からの進化とシリーズの世界観に迫る特別映像

日本をはじめ全世界で驚異的なヒットを記録したアクション超大作『パシフィック・リム』の熱狂から5年。待望の続編となる『パシフィック・リム:アップライジング』が4月13日に公開となる。このほど、前作からの進化とシリーズの世界観に迫った特別映像が公開された。

前作で描かれた人類とKAIJUの死闘から10年後、進化を遂げ再び地球に姿を現したKAIJUから地球を守るため、新たな世代のイェーガーパイロットが立ち上がる姿が描かれる本作。特別映像では、対KAIJU巨大人型兵器“イェーガー”について、主人公ジェイクを演じただけでなくプロデューサーとして一から制作現場にも携わったジョン・ボイエガが「人間が作った怪獣」と表現。ジェイクの相棒でエースパイロットのネイトを演じたスコット・イーストウッドも「ものすごい大きさで特殊な能力もあり、かなりクールだ」と語る通り、本作ではKAIJUだけでなく人類も10年で能力を昇華させている様子がうかがえる。

さらに、『パシフィック・リム』の生みの親であり本作では製作に回ったギレルモ・デル・トロが認めたスティーヴン・S・デナイト監督が「メッセージは前作と同じさ。共通の敵と戦うために人類が団結する。相手がどんなに強くても力を合わせれば勝てる!ロボットと怪獣が戦うシーンは、観客の心に何かを訴えかけるだろう」と熱を込めて語り、イェーガーたちがKAIJUに立ち向かっていく戦闘シーンからは、人類の想いは続編にも受け継がれていることが感じられる。

製作のケイル・ボイターは、TVシリーズ「スパルタカス」や「Marvel デアデビル」といった作品で実力を発揮していたスティーヴン・S・デナイトが革新的なストーリーテリングを実現させてくれたことに満足しており、「スティーヴンにとって、本作は単なる『パシフィック・リム』の続編ではなかったし、“誰でも世界を変えられる”という壮大なアイデアがあったんだ。人間的なストーリー展開と驚異的なアクションの要素が描かれているが、10~15分も経たないうちに、観客は『パシフィック・リム』の世界観に引き込まれるだろう」とその手腕を称賛している。

『パシフィック・リム:アップライジング』
4月13日(金) 全国ロードショー
監督・脚本:スティーヴン・S・デナイト
製作:ギレルモ・デル・トロ
出演:ジョン・ボイエガ スコット・イーストウッド ジン・ティエン ケイリー・スピーニー 菊地凛子 新田真剣佑 バーン・ゴーマン アドリア・アルホナ チャーリー・デイ
配給:東宝東和

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