マーク・ウェブ監督最新作『さよなら、僕のマンハッタン』本編映像&ケイト・ベッキンセール インタビュー

『(500)日のサマー』『gifted/ギフテッド』のマーク・ウェブ監督最新作『さよなら、僕のマンハッタン』が4月14日より全国ロードショーとなる。このほど、主人公トーマスの父イーサンの愛人・ジョハンナを演じたケイト・ベッキンセールが登場する本編映像が公開された。併せて、ケイト・ベッキンセールが本作への出演についてインタビューで語った。

本作は、退屈な毎日を送っていた青年が、おかしな隣人と父の愛人との出会いを経て、少しだけ大人へと成長する物語。主人公トーマスを演じるのは、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の出演が控える若手英国俳優のカラム・ターナー。そして、妻子ある男性と愛人関係を持ちながらも、その息子トーマスをも魅了していくフリーの敏腕編集者・ジョハンナを、マイケル・ベイ監督作『パール・ハーバー』や『アンダーワールド』シリーズなどで活躍し、「世界で最も美しい顔100人」の常連で知られるケイト・ベッキンセールが演じる。

本編映像は、トーマス(カラム・ターナー)がジョハンナ(ケイト・ベッキンセール)に父(ピアース・ブロスナン)との関係性を問いただすシーン。このシーンは、マーク・ウェブ監督が最初に脚本を読んだ時から頭から離れなかったという場面であり、「トーマスとジョハンナが初めて出会ったときの会話は本質を突いていて、とても考えさせられるものでした。この先の展開を知りたくなりましたし、そのときのジョハンナのセリフはある意味現実となるわけで、このシーンに引き込まれました」と語っている。

本作で初タッグを組んだウェブ監督について、ケイトは「マークはとにかく、監督というだけでなく人としても素晴らしいし、製作者という意味では非常に繊細でもろい部分を持っています。でも感情は表に出しません。これは、彼だけが持つ優れた人間性だと思います。そういう部分に感化されて、現場ではみんなリラックスして、役作りを楽しんでいました。これは、マークにしかできないことだと思います」と絶大な信頼を感じさせるコメントを寄せている。

また、劇中で妻子ある男性と道ならぬ恋に落ちる役を演じたことについて、「もし、好きになってしまった相手に妻や恋人がいたとしたら、“相手はもう別れるから、そうしたら付き合おう”って初めの段階で思うでしょう。でも冒頭でのジョハンナは、もうずっと不倫を続けている状態で、そこに後ろめたさを感じています。それに、この先の見込みがない既婚男性と恋愛をするのは精神的エネルギーも使います。そうなると、誰か安心できる人にフラっといってしまいたくなる」と、独自の恋愛論を織り交ぜて分析しつつ、「ジョハンナにとって不運だったのは、そういう状況で、ある日突然、求めていた男性が実際に現れてしまったことです。トーマスは若くて魅力的で、まだ大人の駆け引きも知らない青年です。でも、これは本当に特殊な状況で、彼女がトーマスの父親に出会っていなかったら、二人の間には確実に何も起こらなかったでしょう。あの場面には相乗作用のようなものがあって、あのタイミングで出会ったからこそ、三人の関係性が生まれたわけです。そこに映画のストーリーとしての深み、つまり、そこで出会った人々が繰り広げる人間模様が映し出されるのです」とウェブ監督の思い入れのあるシーンを自身も特別に感じていることを明かした。

『さよなら、僕のマンハッタン』
4月14日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次公開
監督:マーク・ウェブ
出演:カラム・ターナー ケイト・ベッキンセール ピアース・ブロスナン シンシア・ニクソン ジェフ・ブリッジス カーシー・クレモンズ
配給:ロングライド

【ストーリー】 大学卒業を機に親元を離れたトーマスは、風変わりな隣人W.F.ジェラルドと出会い、人生のアドバイスを受けることに。ある日、想いを寄せるミミと行ったナイトクラブで、父と愛人ジョハンナの密会を目撃してしまう。W.Fの助言を受けながらジョハンナを父から引き離そうと躍起になるうちに、彼女の底知れない魅力に溺れていく。退屈な日々に舞い降りた二つの出会いが彼を予想もしていなかった自身と家族の物語に直面させることになる…。

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