山田涼介、本田翼、曽利文彦監督が撮影秘話を明かす!『鋼の錬金術師』ブルーレイ&DVD収録のビジュアルコメンタリー一部公開

全世界シリーズ累計発行部数7,000万部超の大ベストセラーを、山田涼介主演で実写化した映画『鋼の錬金術師』のブルーレイ&DVDが4月18日に発売となる。このほど、プレミアム・エディションに収録される、主演の山田涼介と本田翼、曽利文彦監督によるビジュアルコメンタリーが撮影され、3人が今だから語れる“初披露”の撮影の裏話や思い出をたっぷり語った。

ビジュアルコメンタリーの収録では、主演の山田涼介と本田翼、曽利文彦監督が久々に揃い、夏真っ盛りの3か月にわたってイタリア中部トスカーナ地方と、東京と関西地方で撮影された作品の思い出話に花を咲かせた。ストーリーが進む中、ふと山田と曽利監督が初めて明かしたのが、劇中母を生き返らせたいと願うエドが、人体錬成を行ったことでたどり着く「真理の扉」で“真理”と話す場面のこと。白く何もない広い空間にある大きな重厚な扉の前で、膝を抱えて座っている透明の人が真理なのだが、実は、この真理は山田が声の演技を務めているという。このシーンについて、山田は「つまり、自分と対峙しているということですね」、曽利監督は「山田涼介対山田涼介のお芝居でもある。原作では12歳くらいのエドの体験。でも映画では、どうしても山田くんに演じてもらいたかった」と説明。さらに山田は、後々CGに合わせるため「ここはブルーの跳び箱の上でじたばたしてる(笑)」「“これが真理”と真理に向かって言うセリフも、青い布に向かって言ってる」と撮影現場の様子を笑って振り返った。また、声だけではなく、真理に“持っていかれる足と手”の形も山田の手足が使われているこだわりぶりだ。曽利監督は「本当に、ほぼ一人芝居で…大変だったよね。このあたりの演技は一発OKでよくやってくれた。CGが多い作品だと、役者さんの想像力とテクニックに頼るしかないから」と穏やかなまなざしで山田に語った。

曽利監督が大切なシーンとしてあげたのは、本田が演じるウィンリィが、けんかを始めたエドとアルに、「あんたたち、たった二人の兄弟でしょう!?」と涙を流して訴える一コマ。二人を見守ってきた幼なじみだからこそ感情が高ぶる場面で、「リアルな涙がどうしても欲しかった。音を遮断したスタジオ内の50度の灼熱の中で涙を流すのは大変だと思うけど、よくやってくれた」と本田の渾身の演技を称賛した。そんな本田は「ウィンリィを演じることができて本当に良かった」と語り、「撮りながらスケールの大きさを感じていましたが、出来上がった本編を見ると自分の想像以上の大きな作品になっていて、純粋に感動しました!」と嬉しそうに話した。

コメンタリーの収録中で度々3人の話題に出たのが、アルフォンスの声を務めた水石亜飛夢のまじめさや優しさ。山田も本田も彼の人柄や演技への姿勢を絶賛し、監督も本人の誠実さに惚れ込んだようだ。水石はアルフォンスの声を自身が演じるのか決まっていない段階でアルフォンス(のCG)の代わりに、実際にその場で演じており、最終的にアルの声はそのまま水石でいくことになった。さらに、水石はアルの声だけではなく“憲兵”として出演しているシーンがあり、CGのアルとすれ違うという共演を果たしている。一同、この共演場面前から「次は水石くんとアルの…!!」と興奮気味に画面に食い入り、そのシーンがくると山田は「ここで注目!ダブルアルです!」と大盛り上がりで、水石が現場で愛されていた様子が垣間見られる。

本編を観ながらの思い出話はエンドロールまで盛り上がり、山田は「撮影が終わって2年くらい経っていてもこうやって鮮明に覚えていて、すごく濃厚な時間を過ごしたんだなと思いますね」と語り、曽利監督も「スタッフ・キャストみんな『ハガレン』が大好き。だからこそ原作を守りながら映画のオリジナリティを出したいと思っていました。山田くんと本田さんのいいコンビネーションがあって、実写なりのエドとウィンリィ、そしてアルの3人の形ができたなとスタッフみんなが納得できたことが一番嬉しかった。ブルーレイ、DVDで何度も観て頂くと新しい発見とか、あーそういうことだったんだということもたくさん出てくると思うので、ぜひ何度も観て頂けると嬉しいです」と締めくくった。

『鋼の錬金術師』ブルーレイ&DVD 商品情報

4月18日(水)発売/レンタル開始
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

■『鋼の錬金術師』ブルーレイ プレミアム・エディション(2枚組)【初回仕様】
価格:¥7,990+税(本編:133分+映像特典:約272分)
映像特典:
<本編ディスク>
●イベント映像集:完成報告会見/東京国際映画祭 オープニングイベント/ジャパンプレミア/公開記念イルミネーションセレモニー/公開記念舞台挨拶/「ハガレン」クリスマスだョ!全員集合舞台挨拶
●予告編集
<特典ディスク>
●ビジュアルコメンタリー(山田涼介&本田翼&曽利文彦監督)
●メイキング・オブ 鋼の錬金術師(メイキング&インタビュー):
エド/山田涼介編、ウィンリィ/本田翼編、マスタング大佐/ディーン・フジオカ編、ホークアイ中尉/蓮佛美沙子編、エンヴィー/本郷奏多編、グラトニー/内山信二編、ショウ・タッカー/大泉洋編、ヒューズ中佐/佐藤隆太編、ラスト/松雪泰子編
●VFX メイキング映像集(曽利文彦監督の解説付き)
【初回仕様】
●ポストカードセット10枚組 (エド/アル/ウィンリィ/マスタング大佐/ヒューズ中佐/ホークアイ中尉/ラスト/エンヴィー/グラトニー/ショウ・タッカー)
●ブックレット(24P)
●三方背スリーブケース(フルメタルシルバー仕様)
●デジパック仕様

■『鋼の錬金術師』DVD プレミアム・エディション(2枚組)【初回仕様】
価格:¥6,990+税(本編:133分/映像特典:約255分)

■『鋼の錬金術師』4K ULTRA HD&ブルーレイセット(2枚組)
価格:¥5,990+税

■『鋼の錬金術師』ブルーレイ
価格:¥4,990+税

■『鋼の錬金術師』DVD
価格:¥3,990+税

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