ダイアン・クルーガー「小島秀夫とファティ・アキン監督はレジェンド」映画『女は二度決断する』先行プレミア舞台挨拶

第70回カンヌ国際映画祭でダイアン・クルーガーが主演女優賞を受賞した、ファティ・アキン監督最新作『女は二度決断する』が4月14日に公開。本作の先行プレミア舞台挨拶が3月23日にヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、来日したファティ・アキン監督、主演のダイアン・クルーガー、デニス・モシット、さらに本作を高く評価し、世界中で根強いファンを持つゲームクリエイターの小島秀夫が登壇した。

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ファティ・アキン監督は本作について「僕にとってパーソナルな作品。これは家族であることを描いた作品でもある。家族の一員であるからこそ感じる恐怖心、怒りなどの思いを、素晴らしい女優であるダイアンさんを通して自分を投影しながら作ることができた」とコメント。続いて主演のダイアン・クルーガーは、「映画や芝居は決してひとりではできない。今回はデニスをはじめ素晴らしい俳優に囲まれて芝居ができたことに感謝」と語った。

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イベントの途中には、ゲームクリエイターの小島秀夫が桜の花束を持って登壇。ダイアンは「小島さんと初めてお会いしたのはLA。私のパートナーが彼のビデオゲームに出演していたので、打ち上げのときに作品の予告編を観させていただいたんですけど、ビックリするぐらいのできで。ご一緒できて本当に光栄。今日は2人のレジェンドとステージをご一緒できて嬉しく思います」と壇上の2人に敬意を表した。すると小島がすかさず「すいません、まだ(ゲームは)完成してません(笑)。頑張って作ってます(笑)」とフォローを入れると会場に笑いが起こった。

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たびたび自身のSNSでファティ・アキン好きを公言していた小島は「監督の大ファンなんですけども、本作は僕の中で最高傑作。構成が3章に分かれているので、2、3回観てほしい。多層構造になっているので、もっと奥に隠されたテーマが見えてくる」と作品を熱く語っていた。

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『女は二度決断する』
2018年4月14日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町 新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー
監督:ファティ・アキン
出演:ダイアン・クルーガー デニス・モシット ヨハネス・クリシュ ヌーマン・アチャル ウルリッヒ・トゥクール
配給:ビターズ・エンド

【ストーリー】 ドイツのハンブルクで、カティヤはトルコ移民のヌーリと結婚し、息子ロッコも生まれて幸せな家庭を築いていたが、ヌーリの事務所で起こった爆発事件によって最愛の家族を失ってしまう。警察はトルコ人同士の抗争を疑うが、ドイツ人による人種差別テロであることが判明。憎悪と絶望の中、カティヤはある決断をする。

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