「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」ニューウェーブアワード 葉山奨之、川栄李奈、岡田磨里が受賞!

1990年からスタートし、今年の開催で28回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」が、3月15日から3月19日までの5日間にわたり開催される。このほど、恒例となった「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」に、俳優の葉山奨之と川栄李奈、監督・脚本家の岡田磨里の3名が選出された。

「ゆうばり映画祭2018」ニューウェーブアワード受賞者_アー写

同賞は、輝かしい活躍を見せる俳優やクリエイターに対し「新しい波(ニューウェーブ)を起こして欲しい」という気持ちを込めて表彰するものとして設立され、今年で5回目の開催を迎える。

男優部門の受賞者・葉山奨之は、『鈴木先生』で俳優デビューし、その後も『青空エール』など話題作に出演。NHK連続テレビ小説「まれ」では、16歳から32歳までを演じ、その演技の幅を広げている。若手注目株の一人として、本賞が贈られることとなった葉山は「歴史ある“ゆうばり映画祭”でニューウェーブアワードを頂けたことが本当に嬉しいです!」と感激し、「賞の名に恥じないよう作品に取り組み、未来に向けてさらに頑張っていきます!ありがとうございました!」と決意を新たにした。

女優部門の受賞者・川栄李奈は、AKB48のオーディションに合格し、2010年に芸能界デビュー。グループ卒業後に初主演を務めた『AZUMI幕末編』では高い演技力を見せ、その後もNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」をはじめ、映画『デスノート Light up the NEW world』や『亜人』などに出演。さらに、昨年8月のCM好感度ランキングでは1位を獲得した。川栄は「このような賞をいただくことができてとても光栄です」と喜びのコメントを寄せ、「これからもたくさんの作品に関わることができたらと思っております。ニューウェーブを起こせるよう精進してまいりますので見守っていただけたら嬉しいです!」と意気込みを語った。

クリエイター部門の受賞者・岡田磨里は、脚本家としてデビュー後、人間関係の繊細な描写が注目を集め、企画原作からノベライズまでを手がけた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は、聖地巡礼が地域の経済効果を生み出し、続く『心が叫びたがってるんだ。』とともに秩父はアニメの聖地になった。国内外で高い評価を受けている貴重なクリエイターとして、本賞のクリエイター部門の受賞者に選出された岡田は「新しいものが生まれる熱気に満ちた“ゆうばり”という場所で、このような賞をいただだけること、嬉しく思っています。前のめりになれる糧をいただき、ありがとうございました。」と喜びを語った。

「ニューウェーブアワード」は、過去には俳優部門に東出昌大や勝地涼、女優部門に松岡茉優や杉咲花といった今をときめく人気俳優がそろい、クリエイター部門では数々のドラマ・映画を手掛けてきた宮藤官九郎や土井裕泰らヒットメーカーが受賞。同賞をきっかけにブレイクを果たすケースも珍しくなく、若手もベテランも新たな魅力・才能を見出される貴重な機会として、業界内外から熱い注目を集めている。

なお今年の受賞者3名は、3月15日の映画祭オープニングセレモニー内で行われる表彰式に参加することが決定した。