『ダウンサイズ』マット・デイモンの特別コメント映像&ダウンサイズの全工程を描いた本編

『ファミリー・ツリー』、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のアレクサンダー・ペイン監督、マット・デイモン主演の最新作『ダウンサイズ』が3月2日より公開中。このほど、主演のマット・デイモンによる日本へのメッセージ付き特別コメント映像と、ダウンサイズの全工程を描いた本編映像が公開された。

本作は、“全人類の縮小計画”という信じられないアイデアをリアリティたっぷりに描く、社会風刺とコメディの風味を利かせた奇想天外なドラマ。『オデッセイ』のマット・デイモンが、13cmの手のひらサイズになり、より良い暮らしを求めてミニチュアの世界に飛び込んでいく男を演じる。共演には、デイモン演じるポールの妻役に『ゴーストバスターズ』のクリステン・ウィグ。ポールを新しい世界へ誘う謎の男には名優クリストフ・ヴァルツ。さらに物語を大きく動かす重要なキャラクターとして新鋭ホン・チャウが出演。そして、『ファミリー・ツリー』を含む2度のアカデミー賞脚色賞受賞のアレクサンダー・ペイン監督がメガホンを取った。

本編映像では、マット演じる主人公ポールが人生を変える大きな決断“ダウンサイズ”に身を投じ、小さくなっていく一連の施術が映し出される。バリカンで丸刈りにされ、安全な麻酔を点滴で眠った後は、全身剃毛、腸内洗浄、さらに治療済みの歯を抜歯。ダウンサイズの全工程がリアリティたっぷりに描かれている。多くの同志とともに処理された彼らは、手のひらサイズへと縮小しヘラで簡単にすくわれていく。13cmに小さくなったポールは、新たなミニチュア世界で幸せを掴むことは出来るのか、夢と想像が膨らむ場面となっている。

マットは、何かと悩みの尽きない現代社会に生きる全ての人々に、いまだからこそ響くテーマだと強調し「ダウンサイズに興味を持つ人なら誰でもそうだけど、13cmであればもっといろんな贅沢が出来るってことがすぐにわかってくる。ダウンサイズは“環境的利益”という売込みがされているからね。大きな世界では得ることの出来ない快適さが手に入るというわけさ。こうした風刺の素晴らしいところは、文字通りじゃないから、説教めいてなくて面白いところ。でも、映画ではもっと表現できる。この映画は私たちがいま生きている世界に話しかけてくるから、今がこの映画に最適な時期だと思うよ」と自信をのぞかせている。

『ダウンサイズ』
3月2日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開中
監督・脚本:アレクサンダー・ペイン
出演:マット・デイモン クリストフ・ヴァルツ ホン・チャウ クリステン・ウィグ 
配給:東和ピクチャーズ

【ストーリー】 人口が増え続け、住みづらくなってしまった地球。物語はノルウェーの科学者によって、なんと人間の体のサイズを13cmに縮小する方法が発見されるところから始まる。今や地球規模の社会問題として人類を悩ます人口過多問題が一気に解決する、「全人類縮小200年計画」が持ち上がるのだった。ネブラスカ州オマハでストレスフルな生活を送るどこにでもいる平凡な男ポール・サフラネック(マット・デイモン)と妻オードリー(クリステン・ウィグ)。彼らは少しの蓄えでも裕福になれ、幸せな生活が約束される縮小された世界に希望を抱き、13cmの身体で生きていくことを決意するのだったが-。

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