1970年代のFBIを忠実に再現!リーアム・ニーソン主演『ザ・シークレットマン』メイキング映像

第37代リチャード・ニクソン米大統領を辞任に追い込んだ、アメリカ史上最大の政治スキャンダル「ウォーターゲート事件」の真相を暴いたFBI副長官の戦いを描くサスペンス映画『ザ・シークレットマン』が2月24日より全国ロードショーとなる。このほど、キャストやスタッフの解説付きメイキング映像が公開された。

本作を手掛けたピーター・ランデズマン監督は、主演のリーアム・ニーソンのキャスティングについて「(プロデューサーの)リドリー・スコットとホテルでコーヒーを飲みながら話し合い、10分後には決まっていた」と即決だったことを告白。リーアムは、30年以上も誰にも正体を明かすことがなかったマーク・フェルトを演じることについて「とにかく彼が考えていることは読めない。彼のようなポーカーフェイスを演じるのは面白い」と語っている。装飾を担当したクリスティ・トンプソンは、当時のタイプライターや電話、ゴミ箱やペンまでも探し出し、当時のオフィスを再現するため細部にまでこだわりを見せたことを明かしている。

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『ザ・シークレットマン』
2月24日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督・脚本・製作:ピーター・ランデズマン
出演:リーアム・ニーソン ダイアン・レイン マイカ・モンロー ブルース・グリーンウッド
配給:クロックワークス

【ストーリー】 1972年6月17日深夜、5人の男がワシントンD.C.の民主党本部に侵入し、盗聴装置を仕掛けようとしたところを逮捕される。後に「ウォーターゲート事件」と呼ばれる、アメリカ合衆国史上類をみない政治スキャンダルの発端である。捜査を指揮するのはFBI副長官マーク・フェルト。遅々として進まない捜査に苛立つフェルトは、やがてホワイトハウスがCIAを通じ捜査を妨害していることを察知する。事件そのものがホワイトハウスの陰謀によるものだと悟ったフェルトだが、フーバー亡き後FBI長官に就任したグレイはニクソン大統領の忠臣であり、協力は望めない。フェルトは事件の真相を白日の下に晒すため、ある決断をする。

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