『シェイプ・オブ・ウォーター』細野晴臣ナレーションによるTVスポット映像が公開

その比類なき世界観でベネチア国際映画祭を魅了し、金獅子賞を満場一致で獲得した、ギレルモ・デル・トロ監督最新作『シェイプ・オブ・ウォーター』が3月1日より全国ロードショーとなる。このほど、細野晴臣ナレーションによるTVスポットの映像が公開された。

第75回ゴールデン・グローブ賞において2部門を受賞した本作は、種族を超えた切ないラブストーリー。1962年、アメリカ。清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていたが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。

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2月19日からTVでオンエアされる『シェイプ・オブ・ウォーター』のTVスポットの収録のため、少し緊張した様子で現れた細野晴臣。ナレーションの台本を何度か読んでいるうちに緊張もほぐれたようで、和やかなムードの中、収録がスタートした。1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代を描いた本作。収録前に映画を観ていた細野は、「とても好きな映画です。50年~60年代の香りがする映像、音楽。テレビから流れる当時の番組はぼくも見ていた『ミスター・エド』。そして思いがけぬRKO風のダンス・シーン等々、とても豊かなエンターテインメントに魅了されました」と感想を述べた。

■ナレーション内容
細野晴臣です。とても素晴らしい映画に出会えました。感情を語ることは大切で、でもつかみにくく歌のように語りかけてくる。切なくも愛おしい愛の物語。今年度アカデミー賞最多13部門ノミネート。混沌とした時代だからこそ、ぜひ観て頂きたい映画です。劇場でご覧ください。

Sally Hawkins in the film THE SHAPE OF WATER. Photo by Kerry Hayes. © 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved

『シェイプ・オブ・ウォーター』
3月1日(木)全国ロードショー
監督・脚本・プロデューサー:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンス マイケル・シャノン リチャード・ジェンキンス ダグ・ジョーンズ マイケル・スツールバーグ オクタヴィア・スペンサー
配給:20世紀フォックス映画

【ストーリー】 1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代、清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか…。

(C)2017 Twentieth Century Fox