村上佳菜子に泉ピン子が喝!「なんでも断らないでやりなさい」映画『あなたの旅立ち、綴ります』公開直前トークイベント

シャーリー・マクレーンとアマンダ・セイフライド共演の映画『あなたの旅立ち、綴ります』が2月24日より公開となる。これに先立ち、本作の公開直前トークイベントが2月13日に神楽座で行われ、映画の公式応援隊長である女優の泉ピン子と、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子が登壇した。

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本作は、人生の終わり方を考えずにはいられない老婦人と、始まったばかりのキャリアに悩む若い女性の世代を越えた友情を描く。広告業界で成功を収めるも人生の終わりに不安を感じる老婦人のハリエット役を演じるのは、『アパートの鍵貸します』や『愛と追憶の日々』など数々名作に出演したシャーリー・マクレーン。ハリエットに訃報記事の執筆を依頼される若手新聞記者のアンには、『マンマ・ミーア!』や『レ・ミゼラブル』など多くのヒット作に出演したアマンダ・セイフライドが扮する。

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本作のストーリーにちなみ、読売新聞社“よみうり自分史”の協力で、自分史を作成した泉。「(10代の頃)ストリッパーのお姉さんに食べさせてもらっていた。男の人に裸を見せて大変だなと思っていたら、お姉さんに『あんた可哀想だね、こんな若いのにギターもってキャバレー周りして』って(笑)」と人の価値観の違いについて述べつつ「私の人生で一番辛かったけど、あの頃が一番面白かった。食べられないし、大家が家賃取りに来たら居ないふりをしたり。その頃に支えてくれた方がいて、今日がある。(当時)良くしてくださった方に、一番会いたいですね」と感慨深げに語った。

TBSドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の脚本家・橋田壽賀子の話題に及ぶと、「92歳ですよ。今、船の中で『渡る世間』の脚本書いてるんですよ。今年もやるんだってよ…(笑)」と冗談ぽく笑いつつ、「若いですよ、先生は。安楽死とか言ってるけど、私より長生きするんじゃないかしら?」と笑顔でコメントした。

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そして、2017年に現役引退後、プロフィギュアスケーター&芸能界で活躍する村上佳菜子が、泉ピン子“自分史”完成のお祝いに駆けつける一幕も。作品を観たという村上は「やりたいことがたくさんあるんですが、なかなか一歩を踏み出せないでいる。この映画を観て、自分に自信を持って行動すれば物事は変わっていくのを感じた」と映画の感想を述べると、泉が「女優やってみませんかって言われたらどうする?」と質問。すると村上は「やってみたいんです!」と即答するが、「振り付けは覚えられるんですけど、言葉を覚えるのは…」と自信のない表情。そんな村上に泉は「どうやったって覚えるしかないのよ。自分のセリフを書くと頭に入る」と述べつつ、「(話が)来たらなんでも断らないでやりなさい」と大先輩らしいアドバイスを送っていた。

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『あなたの旅立ち、綴ります』
2月24日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:マーク・ペリントン
出演:シャーリー・マクレーン アマンダ・セイフライド アン・ヘッシュ トーマス・サドスキー フィリップ・ベイカー・ホール トム・エヴェレット・スコット アンジュエル・リー
配給:ポニーキャニオン、STAR CHANNEL MOVIES

【ストーリー】 ビジネスの成功で財を成した老婦人のハリエット・ローラー(シャーリー・マクレーン)は何不自由なく暮らしていたが、80代に入ってから孤独と死への不安を感じていた。そこで、ハリエットは自身の訃報記事を生前に執筆することを思いつき、地元の若い新聞記者であるアン・シャーマン(アマンダ・セイフライド)に依頼する。しかし、自己中心的なハリエットのことを良く言う人はおらず、理想とかけ離れた原稿を読んだ彼女は、“最高の訃報記事”に欠かせない4つの条件を満たすため、自分を変えることを決意。その要素とは、家族や友人に愛されること、同僚から尊敬されること、誰かの人生に影響を与えるような人物であること、そして記事の見出しになるような人の記憶に残る特別な何かをやり遂げることだった。何事にも強気なハリエットと一歩を踏み出す勇気のないアン。正反対の2人はぶつかってばかりいたが、いつしか世代を超えた友情が芽生え始めていた。そんなハリエットとの出会いが人知れず悩みを抱えていたアンの未来をも変えていくことに…。

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