阪本一樹が決意表明「初日舞台挨拶はふんどし姿で登壇します!」映画『サイモン&タダタカシ』舞台挨拶付き先行上映会

小田学監督の長編デビュー作となる青春ロードムービー『サイモン&タダタカシ』が3月24日に公開となる。本作の舞台挨拶付き先行上映会が2月12日にシネ・リーブル池袋で行なわれ、キャストの阪本一樹、須賀健太、監督の小田学が登壇した。

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工業高校に通う2人の男子高校生の青春ロードムービーである本作は、親友に叶わない恋心を抱えるサイモンの想いに全く気づかない鈍感なタダタカシが、男ばかりの学生生活に終止符を打つべく、高校最後の夏休みに“運命の女”を探して旅に出る。サイモン役を、本作が映画初出演、初主演となった阪本一樹、タダタカシ役をマルチに活躍する須賀健太が演じる。そして、物語を急展開させていく4人のキャラクター、マイコ、柳田、チヨ、高木には、数多くの作品からひっぱりだこの若手俳優陣が扮する。

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大勢の前で話すのは慣れていないという阪本。「いたらなる点が多くあると思いますが、大目に見てください」と初々しい挨拶に会場がどっと沸くと、同じ事務所の先輩にあたる須賀は「唯一、先輩風を吹かせられる人が隣りにいるので今日はリラックスしてやりたい」と笑顔で挨拶した。

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脚本を読んだ印象を聞かれた阪本は「演技自体が初めてだったので、まずセリフが多いなと。覚えられるのかという不安が強くて、2、3に日眠れない日々が続きました」と内容というより量に圧倒されたというが、「しっかり準備をしようと、早口言葉だったり落語を観て真似したり」と、口を動かす訓練をしたという。次の誕生日で芸能生活20周年だという須賀は、「モーニング娘と同期らしいです」と会場を笑わせつつ、後輩の阪本について「可愛いなあと思って見てました。事務所に後輩がいることも知らなかったので、いつのまにか俺も先輩になったかと思って嬉しかった」と後輩を持った気持ちを告白。対して坂本は「タカシのことを好きになる役だったのですが、演じる須賀さんのことも好きなろうと努力して…」と述べると、すかざす須賀が「努力をしなくても好きになって欲しいな(笑)」とツッコんで会場が爆笑に包まれた。

最後は主演の阪本が3月24日の初日舞台挨拶の会場を満席にすることを誓い、“ふんどし姿”で登壇することを発表すると、会場からは大きな拍手が沸き上がっていた。

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『サイモン&タダタカシ』
3月24日(土) シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
監督・脚本・編集:小田学
出演:阪本一樹 須賀健太 間宮夕貴 井之脇海 田中日奈子 山本圭祐 大島蓉子 菅原大吉
配給:日活

【ストーリー】 工業高校3年生。卒業後は大学に進学するサイモンと、実家の工場を継ぐ親友のタダタカシ。男だらけの生活に焦ったタカシは、サイモンと共に“運命の女”を探すための旅に出る。ギター片手に全力で突き進むタカシに対し、秘めた想いを伝えられないサイモン。夜空に流れ星が降った夜、それぞれの想いを抱えた旅は、予測できない結末へと進みだす。

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