モスクワ国際映画祭W受賞!朝倉あき × 三浦貴大『四月の永い夢』5月12日公開決定&予告編

2017年6月に開催されたモスクワ国際映画祭において、国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰のダブル受賞の快挙を果たした映画『四月の永い夢』が5月12日より公開されることが決定した。併せて、日本公開のための新しいポスタービジュアルと予告編がお披露目となった。

本作は、モスクワ国際映画祭では「詩的な言葉の表現と穏やかな映像を通して人生の大事なエッセンスを伝えているプライスレスな作品」と評価され、台北映画祭にも正式出品された。

★『四月の永い夢』新ポスター画像

主演の初海役は、『かぐや姫の物語』で声優を務め、大河ドラマ「おんな城主直虎」に出演した朝倉あき。初海の心の光と影を、その透明感あるたたずまいでみずみずしく演じている。そして、初海に恋する朴訥で誠実な青年・志熊を、映画やドラマで活躍する三浦貴大が演じる。さらに、高橋由美子、森次晃嗣、志賀廣太郎、高橋惠子ら実力派俳優陣や、演劇団体「マームとジプシー」で活躍する川崎ゆり子、モデルの青柳文子が脇を固める。監督と脚本は、17歳で詩人デビューを果たし、その後独学で映画を学んだ中川龍太郎。前作『走れ、絶望に追いつかれない速さで』に続き、自身の実体験を踏まえながら初海の心の旅を描き出す。

予告編では、主人公である初海の日常の変化を描き、物語のロケ地であり、『おおかみこどもの雨と雪』の舞台にもなった国立、立川、富山県朝日町など、日本の美しい風景も紹介されている。

『四月の永い夢』
5月12日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督・脚本:中川龍太郎
出演:朝倉あき 三浦貴大 川崎ゆり子 高橋由美子 青柳文子 森次晃嗣 志賀廣太郎 高橋惠子
配給:ギャガ・プラス

【ストーリー】 3年前に恋人を亡くした27歳の滝本初海。音楽教師を辞めたままの穏やかな日常は、亡くなった彼からの手紙をきっかけに動き出す。元教え子との遭遇、染物工場で働く青年からの思いがけない告白。そして心の奥の小さな秘密。喪失感から緩やかに解放されていく初海の日々が紡がれる。

©WIT STUDIO / Tokyo New Cinema