9年間で9度死にかけた謎の少年の真実に迫る『ルイの9番目の人生』ルイ役エイダン・ロングワースによる自撮りコメント!

9年間で9度死にかけた謎の少年ルイの真実に迫るサスペンス映画『ルイの9番目の人生』が1月20日より全国ロードショーとなる。このほど、ルイ役を演じたエイダン・ロングワースが本作について語ったインタビュー映像と、日本の観客に向けた特別コメント動画が公開された。

本作は、イギリス人作家リズ・ジェンセンの世界的ベストセラー小説の映画化で、『イングリッシュ・ペイシェント』のアカデミー賞監督アンソニー・ミンゲラが生前映画化を熱望していた企画を、息子マックス・ミンゲラがプロデューサー兼脚本家として実現を試み、鬼才アレクサンドル・アジャ監督が予測不可能なスリルとサスペンスに満ちた映像世界として完成させた。

主人公ルイ・ドラックス役を演じるのは、何か月にもわたるオーディションの末に選ばれたカナダ出身のエイダン・ロングワース。本作に出演したことにより、カナダで優れた子役を表彰する「The Joey Awards」(2016年)の最優秀助演男優賞を受賞した。

公開された特別映像では、エイダンは母親を演じたサラ・ガドンについて、「サラは楽しくて最高だったよ。素晴らしい女優だ。ヘリコプターに乗っている時、僕は死んだ設定だからサラは大泣きしていた。僕は辛くなってきて“大丈夫だよ”って言いたくなった。起き上がってしまうと取り直しになるから言わなかったけどね。気持ちを切り替えてまた泣くのは大変だから」と語り、撮影中の様子を振り返っている。

また、エイダン自身が撮影した動画では、「サスペンスフルな映画だけど、感動的な映画でもあるんだ。だから映画館にハンカチを持っていくのを忘れないでね!」と本作をアピール。さらに、「最近日本語を勉強しているんだ。いつか日本にいくのを楽しみにしているよ!」と日本の観客へメッセージを贈った。

本作ではこのほか、謎多きルイを目覚めさせようと奮闘する医師パスカル役に、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』、『フィフティ・シェイズ・ダーカー』で世界的人気を博したジェイミー・ドーナンが扮する。そしてルイの事故現場で失踪した父ピーターを、TVドラマ「ブレイキング・バッド」でブレイクしたアーロン・ポールが演じる。

DSC_5933.NEF

『ルイの9番目の人生』
1月20日(土)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
監督:アレクサンドル・アジャ
脚本:マックス・ミンゲラ
出演:ジェイミー・ドーナン サラ・ガドン エイダン・ロングワース アーロン・ポール
配給:松竹

【ストーリー】 愛らしくて賢い少年ルイ・ドラックスの人生は、まるで何かに呪われたようだった。ひどい難産の末にこの世に生を受けたルイは、それから毎年必ず危険な事故に遭い、幾度となく生死の境をさまよってきたのだ。そして9歳の誕生日に海辺の崖から転落した彼は、奇跡的に命を取り留めたものの意識不明の重体に陥ってしまう。担当医のパスカルは昏睡状態のルイを救うためにあらゆる手を尽くすが、父親ピーターは行方不明となり、母親ナタリーのもとには差出人不明の警告文が届く。さらにパスカルも恐ろしい悪夢にうなされ、ルイの身近な人々や関係者に次々と不可解な出来事が降りかかる。とても偶然とは思えないそれらの現象は、悪意を持つ何者かの仕業なのか。事故や事件に巻き込まれ続ける少年ルイとは一体何者なのか?すべての鍵を握るルイが病院のベッドで眠り続けるなか、この謎に満ちた少年の秘密を解き明かそうと苦闘するパスカルは、予想だにしなかった衝撃的な真実に迫っていくのだった…。

(c)2015 Drax (Canada) Productions Inc./ Drax Films UK Limited.