【アカデミー賞有力作】グレタ・ガーウィグ × シアーシャ・ローナン『レディ・バード』6月公開決定

『ブルックリン』のシアーシャ・ローナンが主演を務め、『20 センチュリー・ウーマン』のグレタ・ガーウィグがオリジナル脚本も手掛けた初監督作品『Lady Bird』(原題)が、邦題『レディ・バード』として2018年6月に日本公開することが決定した。

Lady Bird画像

本作は、カリフォルニア州サクラメントを舞台に、高校卒業を控えたカトリック系女子高生のクリスティン(自称“レディ・バード”)が、友人やボーイフレンドや家族、そして自分の将来について悩む姿をユーモアたっぷりに描いている。

主人公クリスティン(レディ・バード)役を演じるのは、『つぐない』でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、『ブルックリン』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、若干23歳にもかかわらず演技派女優として活躍するシアーシャ・ローナン。また、『トイ・ストーリー』シリーズのローリー・メトカーフが母親マリオン役、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のトレイシー・レッツが父親ラリー役、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズが彼氏のダニー役、『君の名前で僕を呼んで』のティモテ・シャラメが彼氏のカイル役を演じるなど、新旧実力派俳優が集結した。そして、脚本にも参加した『フランシス・ハ』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネート、『20 センチュリー・ウーマン』でも各映画賞で助演女優賞に多数ノミネートされるなど多彩な才能を発揮するグレタ・ガーウィグが、本作で念願の単独監督デビューを果たし、自伝的要素を織り込みながらオリジナル脚本も手掛けた。

本作は、2017年11月に全米4館での限定公開からスタートしたにもかかわらず、1館当たり約9万ドルを超えるスマッシュ・ヒットを記録。その後は口コミで徐々に話題を呼び、全米1557館で拡大公開され、2017年12月下旬時点では累計約2800万ドルを超えて5週連続トップ10入りを果たした。さらに2017年11月下旬時点で、米映画レビューサイト「ロッテン・トマト」にて映画批評家164人から100%と大絶賛され、『トイ・ストーリー2』を抜いて18年ぶりの新記録を更新した。各映画賞でも多数受賞し、ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)、助演女優賞、脚本賞の4部門にノミネートされた。

『レディ・バード』
2018年6月公開
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ
出演:シアーシャ・ローナン ローリー・メトカーフ トレイシー・レッツ ルーカス・ヘッジズ ティモテ・シャラメ ビーニー・フェルドスタイン スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン ロイス・スミス
配給:東宝東和

© Universal Pictures