ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』に出演するヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ゼンデイヤが、TV番組「ザ・レイト・レイト・ショー」でホストのジェームズ・コーデンとともに、車が行き交う真っ昼間のブロードウェイの横断歩道でなんとミュージカルを敢行！その模様を収めた動画がYouTubeで公開されている。

今回の番組企画は「クロスウォーク・ザ・ミュージカル」。横断歩道で信号が青になっている間だけ歌とダンスを披露するというもので、これまでにも『メリー・ポピンズ』や『美女と野獣』などを成功させてきた。今回の舞台となるのは、ミュージカルの本場であるブロードウェイ。コーデンは「ブロードウェイでやることは目に見えていた。偉業を成し遂げるつもりだよ」と意気込んでみせた。

このブロードウェイでのスペシャルな企画には、映画『グレイテスト・ショーマン』に出演するヒュー・ジャックマン、ゼンデイヤ、ザック・エフロンが参加。ショーの演出についての話し合いで、ヒューは「歌のリストを少し考えたんだ。ザックやゼンデイヤと話し合ってね。最高だと思うよ」とアイデアを提案するが、コーデンはヒューから受け取ったソングリストの紙を破り捨ててしまう。そんなコーデンの指導のもと、キャストたちは停止する車から食べ物を投げつけられた場合も想定してレッスンに励む。

ショーは、ミュージカル『オン・ザ・タウン』の“New York, New York”からスタート。ヒュー、コーデン、ザックが水兵に扮して歌声を披露し、好調な出だしにコーデンは大興奮！続いてゼンデイヤの歌い出しから、ミュージカル『ガイズ＆ドールズ』の“Sit Down You’re Rocking the Boat”を披露する。ショーはいよいよ終盤に差し掛かかるが、ここでヒューとコーデンが、真の“グレイテスト・ショーマン”はどちらかで口論になってしまう。ヒューは「君は失礼で傲慢だし、僕の名前は“ヒュージ”じゃない！」とコーデンに殴りかかろうとする。するとコーデンは、ヒューの名前を間違って呼んでいたことを正直に認め、2人はハグして和解する。次の青信号になると、『グレイテスト・ショーマン』の劇中歌“The Greatest Show”でブロードウェイの中心街を盛り上げ、ヒューとコーデンは「君が“グレイテスト・ショーマン”だ！」とお互いを褒め合う。そして最後に、ミュージカル『フェーム』のテーマ曲を歌い上げ、ショーの成功にコーデンは大感動。しかし、ザックは今回のプロジェクトを振り返り、「最初は不信感を抱いていた。でもやっぱり今も変な感じがする」と困惑気味！？ミュージカルはブロードウェイに鳴り響く大きなクラクションの中で幕を閉じた…。

映画『グレイテスト・ショーマン』は、2018年2月16日に日本で公開予定だ。