チョ・インソン × チョン・ウソン 映画『ザ・キング』日本版ポスタービジュアル&場面写真(12枚)公開

“やられたら、やり返す!それが政治理念だ!”をモットーに、1%の成功者になるために苦闘する若き検事の成り上がりの人生を描き、現実社会にも通ずる権力の不条理さを赤裸々に訴えた韓国の大ヒット映画『ザ・キング』が、2018年3月10日より全国ロードショーとなる。これに先立ち、日本オリジナルのポスタービジュアルと場面写真が公開された。

『ザ・キング』本ポスター画像

本作は、1980年から2010年までの激動の韓国現代史を背景に、国家という巨大ピラミッドに蔓延する理不尽なパワハラや、大統領選挙の裏で活発化するスリリングな駆け引きを描くスタイリッシュなクライム・エンターテインメント。

日本オリジナルのポスタービジュアルは、成り上がるために悪に染まる主人公の若き検事パク・テスを演じたチョ・インソン、そして金と権力を持ち合わせた絶対的成功者の検事部長ガンシクを演じたチョン・ウソン、さらに権力には絶対服従する先輩検事役のぺ・ソンウ、テスの幼馴染でチンピラ役のリュ・ジュンヨルら、それぞれの野心を秘める表情が印象的。大統領選の裏にうごめく衝撃のスキャンダルと権力争いに一喜一憂することになる、彼らの闘いを彷彿とさせるビジュアルとなっている。

ザ・キング:メイン写真

サブ1

サブ2

サブ3

サブ4

サブ5

メガホンをとったのは『観相師-かんそうし-』で韓国において900万人動員を果たしたハン・ジェリム。本作では脚本も担当し、出演した理由を聞かれた主演のチョ・インソンは「まずシナリオが大変素晴らしかったこと。そして、ハン・ジェリム監督作品に対する“演出家としての信頼感”が出演を決めた理由です」と答え、チョン・ウソンも「監督が望むビジョンは明確でした。また一緒に仕事をしたい!」と語るほど、現場は俳優たちと監督の絶対的な信頼関係のもとで撮影が進められたという。

本作は今年の映画賞レースを席巻し、「第53回百想芸術大賞」では助演女優賞(キム・ソジン)、新人男優賞(リュ・ジュンヨル)を受賞したほか、「第54回大鐘賞」では最多14部門にノミネートされ、助演男優賞(ペ・ソンウ)、助演女優賞(キム・ソジン)、シナリオ賞、編集賞を受賞した。

チョ・インソン▲チョ・インソン

チョン・ウソン▲チョン・ウソン

キム・ソジン▲キム・ソジン

ペ・ソンウ▲ペ・ソンウ

リュ・ジュンヨル▲リュ・ジュンヨル

キム・アジュン▲キム・アジュン

『ザ・キング』
2018年3月10日(土) シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
監督:ハン・ジェリム
出演:チョ・インソン チョン・ウソン キム・ソジン ペ・ソンウ リュ・ジュンヨル キム・アジュン
配給:ツイン

【ストーリー】 ケンカ好きの貧しい青年だったパク・テス(チョ・インソン)は、暴力ではなく権力で悪を制する検事に憧れ、猛勉強の末に夢を実現、新人検事として地方都市で多忙な日々を始める。しかし、ある事件をきっかけにソウル中央地検のエリート部長、ガンシク(チョン・ウソン)と出会い、平穏だった人生は激変。富も名声も手にしたガンシクは、他人を踏み台にして出世し、大統領選挙を利用して権力をつかんだ“1%の成功者”だった。正義の仮面の下に隠された正体を知ったテスは、次第に悪の魅力に染まっていく。だが、制裁の刃はすぐそこまで迫っていた……。

(c)2017NEXT ENTERTAINMENT WORLD & WOOJOO FILM All Rights Reserved.