松坂桃李 主演『不能犯』監督称賛「まだまだ底知れない魅力がある」 間宮祥太朗の場面写真が公開!

松坂桃李が初めてのダークヒーローを演じることで話題の、“立証不可能犯罪”をテーマにしたスリラー・エンターテインメント、映画『不能犯』が2018年2月1日より公開される。このほど、間宮祥太朗演じるタケルの場面写真が公開された。

【不能犯】S#053-015

本作は、「ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-」などでも知られる神崎裕也が作画、原作を宮月新が担当し、「グランドジャンプ」で連載中の同名漫画が原作。見つめるだけで相手を死に追いやる主人公・宇相吹(うそぶき)正(ただし)役を松坂桃李、宇相吹が唯一殺すことのできない、正義感溢れる女刑事・多田友子役を沢尻エリカが演じている他、宇相吹に翻弄される人々に、新田真剣佑、間宮祥太朗、真野恵里菜、忍成修吾、今野浩喜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍という豪華キャストが顔を揃えた。そして主題歌は、今大注目の男女二人組ロックユニットGLIM SPANKY(グリム・スパンキー)の書き下ろし楽曲「愚か者たち」に決定している。

【不能犯】S#053-024

嘘と曲がったことが大嫌いで、口は悪いが部下や改心した前科者の面倒見がよく、人望厚い姐御肌の“デキる”刑事である、多田(沢尻)が自ら更生させた元不良少年・川端タケル(間宮)。2年前に少年院から出所して以来、多田が紹介した店で働き、以前はよく多田の勤める警察署へ出前に出向いていたが、今ではその店で調理場を任せられるほどになったようだ。公開された場面写真は、多田のお陰で今の自分があると慕うタケルだが、多田に向けるその表情からは、恩人としてだけではない、何か特別な感情を抱いているのでは?!と予想させるものとなっており、一方の写真では、TVから流れる公園で起こったある爆発事件のニュースをみて、憤りを覚える多田とそれをじっと見つめるタケルの姿が。果たして、多田は事件の犯人を捕まえることができるのか?この二人が何かしら事件に関わっていくことも予感させ、今後の展開と二人の関係性も気になる画像となっている。

『高台家の人々』(16)、『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』(16)、『帝一の國』(17)など人気コミックの実写映画化で、各々個性の強いキャラクターに成りきり、その存在感と振り切った演技で高く評価され、「僕たちがやりました」(17)などTVドラマでも活躍、先日公開された初主演作『全員死刑』(17)はヒットを記録し、若手俳優の中でも活躍の勢いが増している間宮。白石監督は「男性陣では間宮祥太朗くんは、新田真剣佑くん同様まだまだ底知れない魅力があるなと感じました」と称賛のコメントを寄せている。

『不能犯』
2018年2月1日全国ロードショー
原作:『不能犯』(集英社「グランドジャンプ」連載 原作:宮月新/画:神崎裕也)
監督:白石晃士 
出演:松坂桃李 沢尻エリカ 新田真剣佑 間宮祥太朗 テット・ワダ 菅谷哲也 岡崎紗絵 真野恵里菜 忍成修吾 水上剣星 水上京香 今野浩喜 堀田茜 芦名星 矢田亜希子 安田顕 小林稔侍 
配給:ショウゲート 

【ストーリー】 都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃されていた。その男の名は宇相吹正(松坂桃李)、彼こそがSNSで噂の〈電話ボックスの男〉だった。とある電話ボックスに、殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ず引き受けてくれるというのだ。ターゲットは確実に死に至るのだが、その死因は病死や自殺に事故──そう、宇相吹の犯行は、すべて【不能犯】だった。今日も、愛と欲望、嫉妬と憎しみを抱えた依頼人がやって来る。多田(沢尻エリカ)や百々瀬(新田真剣佑)ら刑事たちの捜査が進み、ようやく宇相吹の身柄を確保して任意で取り調べを始めるが、宇相吹は夜目(矢田亜希子)らベテラン捜査官たちさえも手玉に取る。そんな中、多田だけが唯一、宇相吹にコントロールされないことが判明する──。 

©宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会