崖っぷちアラフォー女子がアイドル再結成!?『ピンカートンに会いにいく』予告編&場面写真

日本映画界期待の俊英・坂下雄一郎監督待望の最新作で、アラフォー女子たちが20年の時を経てアイドルグループ“ピンカートン”再結成を目指す『ピンカートンに会いにいく』が2018年1月20日に公開される。このほど、本作の予告編が完成し、新場面写真とともに公開された。

『東京ウィンドオーケストラ』での商業デビュー以来、『エキストランド』、本作『ピンカートンに会いにいく』と、僅か1年余りの間に全てが監督自身によるオリジナル脚本となる3本の新作が立て続けに公開され、その才能が高く評価される坂下雄一郎監督。本作でもオリジナル脚本で良質なエンターテインメントを生み出し、その実力を遺憾なく発揮。一見ただの“イタい人”になってしまうアクの強い登場人物を、オフビートでちょっとブラックな笑いと、緻密な人間描写で、どこか憎めない愛おしい存在として描き出し、心のトゲをじんわり溶かすような爽やかで不思議な感動で作品全体を包み込む。

ピンカートンに会いにいく_サブ1

ピンカートンに会いにいく_サブ2

ピンカートンに会いにいく_サブ3

ピンカートンに会いにいく_サブ4

ピンカートンに会いにいく_サブ5

主演を務めたのは、舞台を中心に活動し、TV「ハロー張りネズミ」や映画『恋人たち』、『下衆の愛』などでも個性的な存在感を披露している実力派・内田慈。元アイドルのプライドにすがりながら口を開けば悪態をつく“こじらせ女子”を怪演し、本作が映画初主演となる。共演には『愚行録』、『結婚』などで清廉な印象を残し、TV「コウノドリ」にも出演する松本若菜が再結成のカギを握る葵役を演じているほか、NHK連続テレビ小説「花子とアン」や『アズミ・ハルコは行方不明』、『島々清しゃ』など話題作の続く山田真歩、『東京ウィンドオーケストラ』の水野小論、『恋人たち』の岩野未知がピンカートンの元メンバーを好演。ピンカートンの現役時代を演じたのは、小川あん、岡本夏美、柴田杏花、芋生悠、鈴木まはなといった、いま注目の若手女優陣。さらに数々の舞台に出演し、TV「女囚セブン」、映画『銀の匙 Silver Spoon』、『恋とさよならとハワイ』の田村健太郎が、再結成のキッカケを作る松本役を演じ、頼りないけれどイザという時には熱い思いをぶちまける愛すべきキャラクターを好演している。

ピンカートンに会いにいく_サブ6

ピンカートンに会いにいく_サブ7

ピンカートンに会いにいく_サブ9

ピンカートンに会いにいく_サブ12

メイン

『ピンカートンに会いにいく』
2018年1月20日(土)より新宿武蔵野館他、全国順次ロードショー
監督・脚本:坂下雄一郎
出演:内田慈 松本若菜 山田真歩 水野小論 岩野未知 田村健太郎 小川あん 岡本夏美 柴田杏花 芋生悠 鈴木まはな
配給:松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ

【ストーリー】 かつて、ブレイク寸前で突然解散してしまった伝説の5人組アイドル「ピンカートン」。20年が過ぎ、リーダーだった優子は今も売れない女優を続けていた。ある日、優子の元にレコード会社の松本と名乗る男からかかってきた電話。それは「ピンカートン再結成」の誘いだったのだ。所属事務所もクビになり、気づけば人生も半ば。崖っぷちに追い込まれた優子は、再起をかけ松本と一緒に元メンバーに会いに行くが、メンバーのうち3人はすでに芸能界を去り、返事はつれない。さらに一番人気だった葵の行方がわからず、彼女を知る人たちを訪ねて回るのだが…。プライドだけが肥大した“こじらせ女子”まっしぐらの優子は、過去と向き合い、20年分のわだかまりを乗り越え、「ピンカートン」を再結成させることができるのか!?

©松竹ブロードキャスティング