ルークがジェダイをやめて結婚!?マーク・ハミルが『ジェダイの帰還』の後日談を妄想!

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルが、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の後日談としてルークの物語を独自に作っていたと明かした。Entertainment Weeklyが伝えている。

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Entertainment Weekly

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でルークを演じたハミルは、およそ40年にわたって継続してきた役への取り組みについてインタビューで述べている。「俳優はキャラクターのバックグラウンドが好きなんだ。キャラクターの行動の動機やその全てを知りたいと思うし、いろいろな想像ができるからね。ファンがいろいろな説を考えたとしても、それは僕が考えるストーリーとは違う。だから、ルークが(『最後のジェダイ』までの)空白の数年間で何をしていたのかということは、現時点では映画を楽しむ人にとっては重要なことではない。でも、自分のために理解しなければいけないことなんだ」と語った。

続けて、ハミルはシリーズ3部作が完結する『ジェダイの帰還』の後のルークの物語を独自に作っていたと明かした。「たくさんのシナリオを作ったよ。ルークが幼い子どもを連れた未亡人に恋をするとかね。ルークは彼女と結婚してその子を育てるためにジェダイをやめてしまうんだけど、やがてその子がライトセーバーを見つけて手に取ってしまい、誤って自殺してしまうんだ」と説明。ハミルはルークが再びライトセーバーを手にすることを躊躇する理由についても考えていたようだ。

さらに、「『スター・ウォーズ』のストーリーとは全く関係なくても、銃による暴力について考えたときや、子どもが親の銃を手に入れて家族や自分を殺してしまうという悲惨な事件を知ったときは、物語でルークが求めていたような深い暗闇にいたいと感じてしまう」とハミルは付け加えた。

『最後のジェダイ』の撮影では、ハミルはルークの内面を表現するため、監督のライアン・ジョンソンと話し合いを重ねたという。「僕もいくつかアイデアを提案し、ストーリーと矛盾していないか確認しながら試してみた。そのことに関してライアン監督はとても協力的で、『最後のジェダイ』で僕がやるべき演技の自信にも繋がった。でも僕が言ったような、ルークがジェダイをやめたり結婚したりするという話は公式のストーリーではないよ」と答えている。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日に日本で公開予定だ。