生田斗真 × 瑛太 映画『友罪』 佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子ら追加キャストが決定!

デビュー作「天使のナイフ」で江戸川乱歩賞を受賞した注目のミステリー作家、薬丸岳が2013年に発表した小説「友罪」を原作に、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督が映画化する『友罪』が、2018年5月より全国公開となる。このほど、主演の生田斗真、瑛太の脇を固める豪華追加キャストが発表された。

【©2017映画「友罪」製作委員会 ©薬丸岳/集英社】配信用画像

本作では、今年のウディネ・ファーイースト映画祭で主演作『彼らが本気で編むときは、』が最高賞となる観客賞を受賞し、現在公演中の舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』でも難役を演じている生田斗真と、『64-ロクヨン―前編/後編』や『ミックス。』など話題作への出演が続く瑛太が主演を務める。

そして主演2人以外にも豪華共演陣が揃った。息子が過去に犯した事件がきっかけで一家離散し、日々贖罪に向き合うタクシー運転手、山内修司役には、『感染列島』、『ヘヴンズ ストーリー』、『64-ロクヨン―前編/後編』以来、4作目の瀬々監督作品出演となる佐藤浩市。あるきっかけで鈴木(瑛太)に助けられ、次第に好意を抱いていく藤沢美代子役には、『海街diary』で第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した夏帆。益田(生田斗真)の元恋人であり、彼のジャーナリストとしての再起を願う杉本清美役には、『少女』や『ピーチガール』などで主演を務め、女優、モデルとして活躍する山本美月。そして、鈴木の少年院時代に担当法務教官だった白石弥生役は、数々の映画や舞台で抜群の存在感を放つ富田靖子が演じる。

このほか、奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、忍成修吾、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研と、世代を問わない実力派キャストが集結した。

夏帆 コメント

瀬々監督から、毎回「リミッターを超えてください」という演出をされて、頭がまっしろになり、監督が思う限界点まで到達できていたのか撮影が終わった今でもよく分かりません。身も心もへろへろになって、答えが分からなくて踠いて。それでも、誰よりもまっすぐに全身全霊でこの作品にぶつかっていく監督をみていたら、弱音を吐いてる場合じゃないと、わたしも腹をくくって挑ませていただきました。公開はまだ少し先ですが、楽しみにしていただければと思います。

山本美月 コメント

瀬々監督をはじめ、素晴らしいキャストの方々とご一緒できたことを、とても光栄に思います。監督から、清美は唯一普通の人だから普通の女の人を演じてほしいと言われ、普通ってなんだろうと、とても考えさせられる作品になりました。なにが間違いなのか、正しいのか、作品を観ていただいた方々それぞれの答えを見つけて頂きたいです。

富田靖子 コメント

「友罪」のお話をいただいた。愕然とする。光のようなものは感じるが、闇があまりにもすさまじかった。私が日常で 母親という存在であるからかもしれない。葛藤した。葛藤は瀬々監督のもと、「熱」にそして「祈り」に変化していく。どうか、この「祈り」が届くことを願って…

『友罪』
2018年5月全国ロードショー
監督:瀬々敬久
出演:生田斗真 瑛太 佐藤浩市 夏帆 山本美月 富田靖子 奥野瑛太 飯田芳 小市慢太郎 矢島健一 青木崇高 忍成修吾 西田尚美 村上淳 片岡礼子 石田法嗣 北浦愛 坂井真紀 古舘寛治 宇野祥平 大西信満 渡辺真起子 光石研
配給:ギャガ

【ストーリー】 ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田(生田斗真)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の二人は次第に打ち解け心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。