ジェフリー・ラッシュ × アーミー・ハマー共演!天才彫刻家の晩年を描く映画『ジャコメッティ 最後の肖像』の予告編が解禁!

20世紀を代表する芸術家であり、死後約半世紀を過ぎても老若男女を惹きつけてやまないジャコメッティの、最後の肖像画の創作過程を描いた映画『ジャコメッティ 最後の肖像』が、2018年1月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーされるのに先だち、本作の予告編が解禁された。

細く長い人物彫刻で広く知られているアルベルト・ジャコメッティは、彫刻以外にも油彩、素描、版画など様々な作品を残している。今年、東京の国立新美術館で開催された、日本では11年ぶりとなる大回顧展「ジャコメッティ展」は、約2か月半の開催期間中、およそ14万人の観客を動員したことも記憶に新しい。本作はそんな彼の晩年の、18日間にわたって取り組んだ肖像画の制作過程を描いている。

この度解禁された予告編では、ジャコメッティの晩年の創作に挑む姿と、友人でありモデルとなったジェイムズ・ロードとの18日間にも及ぶ地獄のセッションが、アーティスティックながらユーモラスに描かれている。

1964年、パリで開催されていたジャコメッティの個展で、アメリカ人の作家で美術評論家のジェイムズ・ロードはモデルを依頼される。一日で終わると思っていたロードは、巨匠の創作現場を覗けると光栄に思い快く引き受けるが、アトリエに舞い込む様々な出来事に翻弄され、肖像画の制作は徐々に延びていく。当時すでに名声を得ていたジャコメッティは、23平米ほどの狭く古びたアトリエで、着古したほこりだらけのジャケットをまとい、素朴な暮らしをしていた。自分の目で捉えて見たままを作品で表現しようと葛藤する一方、画廊から得た大金を放り投げるといった知られざるジャコメッティの姿も、ジェフリー・ラッシュの名演により垣間見ることができる。乱雑に置かれた作品の数々など、ジャコメッティ財団お墨付きの忠実に再現されたこだわりの彫像やアトリエのセットも注目だ。

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『ジャコメッティ 最後の肖像』
2018年1月5日(金) TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督・脚本:スタンリー・トゥッチ
出演:ジェフリー・ラッシュ アーミー・ハマー クレマンス・ポエジー トニー・シャルーブ シルヴィー・テステュー
配給:キノフィルムズ

STORY 1964年、パリ。「絵のモデルになって欲しい」。世界中で名をはせる芸術家のアルベルト・ジャコメッティ(ジェフリー・ラッシュ)に、個展会場で声をかけられたアメリカ人作家で美術評論家のジェイムズ・ロード(アーミー・ハマー)は、光栄なことであり好奇心もそそられ、喜んで引き受けた。ほんの数日で終わるはずだったその肖像画の制作は、ジャコメッティ自身の迷い、悩み、葛藤により、一日一日と延びていく。そしてその間、ロードはジャコメッティの意外な素顔を次々と目撃することになる。果たして肖像画は完成するのか…。

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