蒼井優、官能的な役に挑み「30歳を超えてからのほうが面白い」映画『彼女がその名を知らない鳥たち』大ヒット御礼トークショーレポート!

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ラブストーリーに夢を見られなくなった大人の女性たちに「究極の愛とは何か」と突きつけ、読者を虜にした沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説の待望の映画化!蒼井優、阿部サダヲW主演『彼女がその名を知らない鳥たち』が10月28日(土)より新宿バルト9他、全国公開された。この度、11月10日、新宿バルト9にて本作の大ヒット御礼トークショーが開催され、主演の蒼井優、監督の白石和彌が登壇。ネタバレ解禁のぶっちゃけトークが炸裂した。

【本イベントの模様は、後日全文掲載する予定です】

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舞台に登場した蒼井は「ネタバレを気にせずお話できるので、とっても嬉しいです」と笑顔で挨拶。続けて白石監督は「今日は本当にありがとうございます。公開から2週間少し経ちますが、上映が続いていることを嬉しく思っています」と感慨深げに語った。

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「劇中のクズ人間4人が周りにいたら、友達になれますか?」というMCからの質問に、蒼井は「ほどよい距離で友達…、というか知り合いぐらいになっていってしまうと思います」と言いつつも、「(阿部サダヲ演じる)陣治とは友達になれそう」とコメント。「ただ、陣治が私に心を開かないでしょうね。陣治は十和子しか見てないから…」と、劇中の登場人物に思いを巡らせた。

「官能的な役に挑んだ気持ちは?」とういう観客からの質問に、蒼井は「30代に近くなって、こういったシーンが増えてきた。10代後半、20代前半の役はすごく多面的で面白かったんですけど、今は、30歳を超えてからいただく役のほうが面白い。10代の時は、その多面の断面が真っ直ぐだった。今は多面の断面がボコボコな感じが人間臭くて面白い」と独特の持論を展開し、観客は真剣な眼差しでゲストの話に聞き入っていた。

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【本イベントの模様は、後日全文掲載する予定です】

『彼女がその名を知らない鳥たち』
監督:白石和彌
原作:沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫)
出演:蒼井優 阿部サダヲ 松坂桃李 村川絵梨 赤堀雅秋 赤澤ムック 中嶋しゅう 竹野内豊
配給:クロックワークス

STORY 八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、今は15歳上の男・陣治と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんな時、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始める―

(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会