トミー・リー・ジョーンズ、永瀬正敏らが登壇! 第30回東京国際映画祭コンペティション国際審査委員&受賞者記者会見レポート

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Q:トミー・リー・ジョーンズ審査委員長はなぜ1作品観るたびにミーティングすることにしたのでしょうか?
トミー・リー・ジョーンズ
「上映直後に意見交換することで、作品の第一印象を新鮮な気持ちで覚えているからです。考えは表現するうちに成長するので、他の人の意見を聞く事で発展したり、変化することもあります。今回はそれが非常に有効的に働いたと思います」

Q:審査結果以外で、お気に入りだった作品は?
永瀬正敏
「それは私たち5人の秘密なのですが、他にももっとたくさんの賞があれば全ての作品が賞を獲っていると思います。それほどまでにどの作品も素晴らしかったです」

Q:トミー・リー・ジョーンズの審査委員長としてのリーダーぶりはいかがでしたか?
ヴィッキー・チャオ(趙薇)
「ジョーンズ氏は素晴らしいリーダーでした。独自の意見はもちろん持ちつつ、我々の意見も尊重してくださいました。ずっと言いたかったけれど、実は私はトミーさんのファンで、これまでご本人に言えなかったので、この場で言わせていただきます」

Q:審議はパッションをぶつけあう熱いものでしたか?それとも穏やかに進んだのでしょうか?
レザ・ミルキャリミ
「とても穏やかな雰囲気でした。特にトミーと僕との関係は親子のような関係になり、トミーは父のように私に接してくれ、現在のイランとアメリカの中とは全くの逆のものでした」