北村匠海「女優・松岡茉優に飲み込まれて欲しい」 映画『勝手にふるえてろ』舞台挨拶レポート!

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第30回東京国際映画祭コンペティション部門出品作『勝手にふるえてろ』の舞台挨拶&記者会見が、10月30日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、キャストの松岡茉優、渡辺大和、石橋杏奈、北村匠海、監督の大九明子が登壇した。

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主演を務めた松岡茉優は「素晴らしい世界的な映画祭で、この作品を選んでこんなにたくさんの人が来てくれだことが嬉しい。この映画はいろんな人の戦いを褒め称えられるような、忘れられない思いとか、忘れられない人がいる人の、お葬式場になるような映画かなと思っています。忘れられない記憶をここで葬っていただければと思います」と挨拶。続けて渡辺は「主人公は女の子なんですけど、男の僕でも共感できました。男性の方にも響いてくれたら嬉しいです」と笑顔で語った。
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ひたすら松岡が可愛い映画だと言う石橋は「女性なら誰しも共感できるようなポイントがたくさんある作品」とコメント。北村は「自分の役に関して、普段言えないことだったり、負の感情みたいなものを押し出した作品。女優・松岡茉優という素敵な人に飲み込まれて欲しいと思います」と作品をPRした。

最後に監督は「この映画は、(主人公の)ヨシカ的な人にベタッと寄り添って、そこをめがけて作った作品。20代に自分が置いてきたあらゆる罵詈雑言をシナリオに放り込んで、松岡茉優に託して撮った。このような作品が素晴らしく偉大な映画祭にお招きにあずかり、本当に生きていて良かった」と、感激をあらわにしていた。

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『勝手にふるえてろ』
12月23日(土)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー
監督:大九明子 原作:綿矢りさ
出演:松岡茉優 渡辺大知 石橋杏奈 北村匠海
配給:ファントム・フィルム