松坂桃李の究極の熱演に、白石監督は大笑い!?映画『彼女がその名を知らない鳥たち』初日舞台挨拶レポート!

本作のテーマにちなみ、「究極の○○」を聞かれた蒼井は、「究極の寒がり」と答え、「今の時期は、ギリギリロケに出られるんですけど、真冬はロケが無理なので舞台をやってます。痛いとかより、寒いのが一番嫌い」と意外な一面を告白。松坂は「究極に怖かったことは、カンボジアで撮影した時、アンコールワットに1人で行ったら、現地の男たちがナイフをもって駆け寄って来て。アンコールワットの中に逃げ込んで助けてもらったんですが、観光客を狙った窃盗集団だったみたいで…」と、恐ろしい体験談を語ってくれた。同じ質問に白石監督は「究極の熱演というのを感じたのが、桃李くんの最終カットです。熱演してくれてる!ってゲラゲラ笑いました。ありがとう!って思いました」と語ると、壇上のゲストは大笑い。「あれは熱演だった!」と口々に語ると、松坂は恥ずかしそうに苦笑いしていた。

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『彼女がその名を知らない鳥たち』
監督:白石和彌
原作:沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫)
出演:蒼井優 阿部サダヲ 松坂桃李 村川絵梨 赤堀雅秋 赤澤ムック 中嶋しゅう 竹野内豊
配給:クロックワークス

STORY 八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、今は15歳上の男・陣治と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんな時、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始める―。

(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

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