【2つの大役を演じる男】ジョシュ・ブローリン、『アベンジャーズ』シリーズのサノスと『デッドプール2』のケーブルを演じることになった経緯を明かす!

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Screen Rant

『X-MEN』シリーズのスピンオフ映画『デッドプール2』ではケーブル役を、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ではヴィラン(悪役)のサノス役に扮するジョシュ・ブローリンは、2つの異なるヒーロー映画で大役を演じることになった経緯について明かした。Screen Rantが伝えている。

ブローリンは、MCUの映画シリーズである『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でサノス役としてカメオ出演を果たし、『インフィニティ・ウォー』でシリーズに本格的に登場するが、今年4月にライアン・レイノルズ主演で、MCUとは異なる系譜の映画『デッドプール2』でケーブル役として出演することが発表された。

ブローリンは、『デッドプール2』への出演オファーは突然だったと明かし、自身が出演する予定だった、カントリー歌手のジョージ・ジョーンズとタミー・ウィネットを描く伝記映画『George and Tammy ジョージ・アンド・タミー』(原題)の撮影に取り掛かる直前にそのオファーがあったと述べた。ブローリンは、最新作『Only the Brave オンリー・ザ・ブレイブ』(原題)のプロモーションでのインタビューでコメントした。

「『ジョージ・アンド・タミー』の撮影をロジャー・ディーキンスと一緒に5月8日からスタートするはずだったんだけど、直前になって中止になったんだ。その直後に『デッドプール2』の話が来て、“この映画に興味がありますか?”とオファーがあった。最初、僕は“わからない。『ジョージ・アンド・タミー』をやりたいから”という反応をしたんだけど、ありがたいことに、妻が“まだ何か言っているの?まずは脚本を読みなさいよ”と言ってくれたんだ。僕は4作品との契約はスケールが大きすぎると考えていた。スマートフォンの小さな画面で脚本を読んだことを思い出すよ。恐れも感じたし、おもしろくてとても興奮したよ。僕は一度連絡して“わかった”と返事をしたけど、(コミックや映画の)ファンについては全く考えていなかったし、それが何を意味しているのかもわからなかった。だから、とても特別な映画を作っていたんだと思っているよ」とブローリンは語った。

さらに、ブローリンは『インフィニティ・ウォー』の撮影について、「とてもいい時間を過ごした。サノスを演じることは楽しくて、これまでで最もおもしろかった撮影の一つだったよ」とコメントした。

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▲ケーブル(左)とサノス(右)

『デッドプール2』は20世紀フォックスが、『インフィニティ・ウォー』はディズニーとマーベル・スタジオが製作するが、マーベル・スタジオの代表であるケヴィン・ファイギは、「サノスとケーブルは全く異なるキャラクターだから問題はない」とコメントしており、ブローリンが同時期に公開されるこの二役にキャスティングされたことについて肯定的であるようだ。

ブローリンが出演予定の映画『ジョージ・アンド・タミー』にはジェシカ・チャステインが出演し、『愛と青春の旅だち』のテイラー・ハックフォードが監督を務める。映画『デッドプール2』は2018年6月1日に全米で公開予定で、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日に日本で公開予定だ。