映画『羊の木』釜山国際映画祭ワールドプレミアで吉田大八監督が錦戸亮を絶賛! 「普通の人を演じる天才的な能力がある人」

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『桐島、部活やめるってよ』、『紙の月』で人間の光と闇を描き続ける俊英・吉田大八監督の最新映画『羊の木』が、2018年2月3日(土)より全国公開される。それに先立ち、韓国・釜山で10月12日(木)から開催中の第22回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門に正式招待された本作のワールドプレミアが、10月15日(日)に実施された。釜山国際映画祭に初参加となった吉田大八監督が登壇し、観客からのQ&Aに応えた。

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400人もの観客で満席となった会場で、上映後拍手が巻き起こるなか登壇した吉田監督は、「『羊の木』は日本でもまだ一般のお客さまにはご覧頂いていないので、一番最初にここ韓国の皆さんにご覧頂けることを光栄に思います」と挨拶。熱狂的な支持を集め続ける山上たつひこ×いがらしみきおの巨匠タッグが生み出した同名原作を、センセーショナルな問題作のテーマはそのままに、吉田監督により誰も想像し得ない全く新しい衝撃と希望の結末に導かれた本作。主演を務めるのは関ジャニ∞の錦戸亮。「錦戸さんとはこの映画ではじめて会いました。彼はミュージシャンでもありますが、すごく良い意味で普通の人というか、普通の雰囲気を持っていると思いました。映画の中では個性溢れる人物に囲まれて、その真ん中でほぼ普通の人としてひたすらいろんな状況に対応し続ける。彼の表情の一つ一つに観客が気持ちをのせていくような映画になっているし、撮影しながら現場では飄々とリラックスしてカメラの前で演技をしていて、普通の人を演じる天才的な能力がある人であり、フラットなままで状況に対応する月末という人物をすごく上手に演じてくれました。音楽をやっていることもあり、すごく感覚的にその場に一番フィットする演技を理解してくれ、スムーズな現場でした」と、錦戸の魅力を語った。

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