マーク・ラファロ、マーベル最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』以降の3作品でハルクの新たなストーリーが描かれると明かす

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Screen Rant

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画シリーズでハルク(ブルース・バナー)を演じるマーク・ラファロは、ハルクについての新たなストーリーがシリーズに組み入れられることを明かした。このストーリーは、最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、その続編『アベンジャーズ』シリーズ第4弾で描かれるようだ。Screen Rantが伝えている。

ラファロ演じるハルクは、マーベルのヒーローたちが集結する映画『アベンジャーズ』、その続編『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に登場し、11月に日本で公開予定の映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』で再登場する。

MCUの映画シリーズには、ハルクを主人公とする単独映画はないが、ラファロはマーベル・スタジオの代表であるケヴィン・ファイギとともに、ハルクの新たなストーリーについて話し合ったとインタビューで説明している。

「これまで、ケヴィンはハルクを脇役として作品に登場させていたけど、“もし僕らがハルクの単独映画を作るとしたら、どうなるのかな?”と彼が尋ねてきたんだ。僕が、“こうなってああなって、最後はこう終わるべきだと思う”と説明すると、彼が、“その考えはいいね。3つの次回作でそれをやらないか?『マイティ・ソー バトルロイヤル』から始まって、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、その続編の『アベンジャーズ』第4弾で描いてみよう”と提案されたから、“それは最高だ!”と僕は答えた。僕らはハルクのストーリーを作り始めているところだ」とラファロは語った。

さらに、このストーリーは、ブルース・バナーがハルクという別の人格をコントロールすることから始まるとラファロは明かした。

「ハルクのストーリーは、(ブルース・バナーという)個人のアイデンティティが2つに分裂するところから始まる。その点は最後まで描かれることになるから、とても興味深いと思った。ハルクは5歳とか6歳くらいの子どもみたいなんだけど、彼が持つ概念や世界観はそのままだからおもしろい。クリス・ヘムズワース(が前作から髪を大幅に短くした)みたいに、最新作の『マイティ・ソー バトルロイヤル』ではキャラクターの描き方が一新されたんだ」とラファロは語っている。

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日に日本で公開予定だ。