阿部サダヲ「三木監督とお仕事出来るとは…嬉しい」、吉岡里帆「台本を抱きしめたくなりました」映画『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』映画化&主要キャスト決定、 コメントも到着!

阿部サダヲコメント
いつかは御一緒してみたいとずっと思っていた三木監督とお仕事出来るとは…嬉しいです。しかもロックコメディ‼ワクワクします‼台本を読んで、これはどうやって撮るんだろうっていうところばっかり…ワクワクします‼
吉岡里帆さんはお会いした事ないですけど、どんなふうかを見せてくれるのか、とても楽しみです。よろしくお願いします。

吉岡里帆コメント
「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」

頂いた企画書の頭に書かれていたタイトル。
これが私には映画の題でありながら、突然贈られてきた激励のメッセージの様に見えました。
台本を読み進めていくと、絶妙な掛け合いに笑いが込み上げ、予測出来ない展開にワクワクし、ラストシーンではじんわりと胸が熱くなりました!
昔から大好きだった三木聡監督の作品に出られること、監督のピュアで真っ直ぐな台詞を発せられること、ただただ嬉しく台本を抱きしめたくなりました。
そして同時に背筋が伸びました。
私の演じる明日葉ふうかという役は声があまりに小さなストリートミュージシャンです。
でも私は歌もギターにも触れたことが無い人間です。
ふうかになるべく0から作っていってます。殻を破るための殻作りを今しています。
生の成長記録として、皆様の胸が熱くなれる様に全力を尽くしますのでどうぞよろしくお願いします。

監督・脚本: 三木聡コメント
一体、何が起ころうとしているのか?
目指すのは馬鹿馬鹿しいラブストーリー。人を愛すことは時に混乱して、見境が無くなり、超エリートが配偶者とは別の人を愛した為に、全てを失い、社会的地位のある人がスキャンダルの為に皆の前でお詫び、なんてニュースが毎日の様にテレビから流れてくる。
それとは逆に愛とかとは一線置こうと言う人たちが「リア充」なんて言う言葉を生み出したりして…結局、21世紀になろうが、仮想現実やら拡張現実やらが現実世界を侵蝕しようが、我々は「好き」に振り回されて生きている。
果たしてこの映画はそんな現実の馬鹿馬鹿しさに対抗しうるのか?ただし、この映画に参加してくれてるメンバーのキャラは濃い、俳優、ミュージシャン、スタッフ、どこを取ってもキャラ濃すぎる人材ばかりで胸焼けしそうだ。
果たしてこの先にあるのは不毛地帯かそれとも桃源郷か?やってみないと判らない。そこがオリジナルのストーリーでやる意味だと思っています。

物語は破滅するロックスターと唄声の小さいストリートミュージシャンの出会いから始まります。
破滅するロックスターを演じるのは阿部サダヲ氏。今、まだ撮影の準備段階だけど、この役を演じられるのは阿部サダヲ氏の他には居ないと確信してる。演技面そしてロック的なアナーキー感、どこを取っても凄すぎる。阿部さんの歌を実際に聞いただけで、ぶっ飛びました。
ここに立ち向かうのが吉岡里帆さん。まぁ大変でしょう。でも大丈夫、とても華奢な感じだけどこのカオスに平然と飛び込める強さと驚くべき集中力。話をしていても、パッと憑依するみたいに映画に集中する感じは今まで会った事ないタイプ。変ちゃ変な人ですよね吉岡さんは。
サブキャラクターもベストメンバー。もう、ちょっと怖いくらいですこの俳優陣。

『音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』
2018年ロードショー
監督・脚本:三木聡(『俺俺』、「時効警察」シリーズ)
出演:阿部サダヲ 吉岡里帆
配給:アスミック・エース

STORY 4オクターブの音域と、すべての人の心を打つ声量を持ち、金も女も名声も手にするロックスター・シン。 しかし彼には誰にも言えない秘密があった。彼の歌声は、「声帯ドーピング」という掟破りの方法によって作られたものだったのだ。「歌を届けるためなら、もう声が出なくなってもいい、死んでもいい」。長年にわたる声帯ドーピングの副作用で、彼の喉には限界が近づいていた。次第に声が出なくなる恐怖に怯えるシン。そんな中で彼が出会ったのは、歌声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうかだった。彼女の姿にかつての自分を重ね、ふうかを叱咤するシン。そんな中、シンは次第に声が出なくなっていく・・・はたしてふうかはシンを救えるのか!?

ⓒ2018「音量を上げろタコ!」製作委員会

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