『君の名は。』がJ・J・エイブラムスとパラマウントによってハリウッド実写化!新海誠監督「ハリウッドと交わることで新しい可能性を期待」

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The Hollywood Reporter

新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』が、J・J・エイブラムスと米パラマウント・ピクチャーズによってハリウッドで実写化されることが決定した。The Hollywood Reporterが伝えている。

脚本は、SF映画『メッセージ』でアカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーが執筆する。製作は、『スター・トレック』シリーズや『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を手掛けたエイブラムスと、彼の製作会社であるバッド・ロボットのリンジー・ウェバーが務め、オリジナルのアニメ映画をプロデュースした川村元気も参加する。

『君の名は。』は、日本の田舎町で暮らす少女と東京で暮らす少年が、奇妙な夢によって互いの身体が入れ替わる体験をするSFストーリー。オリジナルのアニメ映画は、日本での興行収入が250億円を突破し、国内興収ランキングでは歴代4位を記録する大ヒット作品となった。

新海監督は、「『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかもしれない。そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています」とコメントした。

オリジナルのアニメ映画を製作した東宝は、パラマウントとバッド・ロボットと共同して実写化の計画を進め、日本での配給を担当する。